「日本YLG2024」閉幕 若手リーダー訓練の展望ひらける
埼玉県比企郡嵐山町の国立女性教育会館で3月11日から開かれていた、「JAPAN YLG 2024」が、14日に閉幕した。
「YLG」は、Younger Leaders Gatheringの略。 ローザンヌ運動の理念である、「世界宣教のために、影響力のある人とアイディアをつなげる」に基づき、「リーダーシップの『文化』が変えられる」を標語に掲げる。 若手リーダーたちが友情を深め、福音宣教において協働し、御国が拡大していくことを狙いとする。
メインスピーカーの安藤理恵子さん(玉川聖学院学院長、=写真=)が、三夜にわたってメッセージを語った。
参加者らは、〝旅友(たびとも)〟の大会スローガンのもと、年齢や職種を超えた小グループで、交わりと分かち合いを深めていた。
期間中は20のワークショップ(分科会)が開かれ、参加者それぞれのミニストリーのために学びの機会が設けられた。
協賛する宣教団体はブースを展開し、参加者と活発な交流を行っていた。
大会には32組の家族、69人の子どもも参加。会場全体で、次世代の祝福のために祈った。
大会の最後には、武田考平さん(大会運営委員長、プログラムディレクター、東アジアYLG大会2019共同準備委員長、=写真下右=)が、「この大会で受けた恵みを、ここでとどまらせてしまったらもったいない」と話し、今後の具体的な実践として、「日本YLG2027」の準備を始めること、それまでの3年間も〝旅友〟の交わりを深め続けること、そして、キリストのリーダーシップを学び伝える団体を立ち上げること、の3つを挙げた。
新設団体では、聖書的に研究し学ぶ、どのように実践するか分かち合う、そのためのコミュニティを築く、キリストのリーダーシップとは何なのかを分かちあう、などの活動が、ローザンヌ運動の4本柱に基づいて構想されている。
【間島献一】