タグアーカイブ: 災害
【レビュー】『内村鑑三 闘いの軌跡』『エッケ・ホモ(この人を見よ)キリストの生涯』『子ロバの召命 弱さのための黙想』『静まりと魂のセルフケア』
不敬事件、非戦論…内村鑑三が闘ったのは、「国家」だけではなく、弟子や身近な「教会」、「組織」の仲間たちとだった。『内村鑑三 闘いの軌跡』(関口安義著、新教出版社、 7千975円税込、A5判)は、芥川龍…
【書評】災禍に現れる「告白の事態」を見抜けるか 『災禍において改革された教会』
コロナ禍のただ中で粘り強く思索された〝災禍における教会の姿〟、そして〝改革され続ける教会の神学〟に関する珠玉の講演・対談集の誕生を、心から喜んでいます。 本書は、2021年6月から23年2月にかけて、…
多文化共生と巨大災害 〝Z世代がハラハラドキドキする宣教〟ローザンヌ ビジョンフロンティア2024
上段左から福井氏、内村氏、下段は弓削氏、トムソン氏、近藤氏 「Z世代がハラハラドキドキする宣教」を全体テーマに、日本ローザンヌ委員会主催の「ローザンヌ ビジョンフロンティア2024」が、…
【連載】コンパッション共感共苦ー福祉の視点から⑪ 災害とコンパッション
他者の被害を我がものとする人たち 木原 活信 同志社大学社会学部教授 3月11日で東日本大震災から12年となる。先月2月にはトルコ、シリアで大地震があり大きな被害となった。被害に遭われた地域の方々に、…
【レビュー1】痛む世界の背後で、神は何を願って いるのか、問いは続く『大災害の神学』評・佐々木真輝
震災という大きな痛みを通して主が与えてくださった良きものの一つは間違いなく、災害とその痛みを聖書的に捉え、対話を続けていく神学の営みそのものだと私は考えている。本書はそのような営みのひと…