アーカイブ: レビュー - ページ 70
映画「残されし大地」――放射能が降った大地でいのちを護り生き続ける映画詩
(C)CVB / WIP /TAKE FIVE - 2016 - Tous droits reserves 3・11東日本大震災から6年経つが、いまだに3万3千人もの人々が仮設住宅に避難している。福島…
映画「標的の島 風かたか」――伸張する先島諸島の基地化、拡張する草の根の反対運動
機動隊員らは命令で行動しているだけと知りながらも、沖縄の人たちは隊員ら一人ひとりの目を訴えかけるようにのぞき込む (C)「標的の島 風かたか」製作委員会 沖縄県東村高江のヘリパッド基地建設に抗議する住…
映画「日本と再生 光と風のギガワット作戦」--世界で活況著しい自然エネルギー発電の“いま”をルポ
ドイツのドイツ・ラインフンスリュック郡の丘陵地の風力発電所 (C)Kプロジェクト 脱原発訴訟弁護士であり映画監督・河合弘之として「日本と原発 私たちは原発で幸せですか」「日本と原発 4年後」に続く第3…
映画「雨の日は会えない、晴れの日は君を想う」--システム社会に埋没した心の壊滅と再生
壊れた心で何事にも無感覚に陥ったデイヴィスの心情をジェイク・ギレンホーレンがみごとに演じている (C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation, Demo…
映画「息の跡」--町を襲った大津波の記憶を書き綴り“希望の種”を書き残すたね屋さん
陸前高田市の街道沿いに建つ「佐藤たね屋」。この場所で息づいてきたひとつの歴史がやがて取り壊されていく… いきなり始まる。街道沿いにポツンとプレハブ建てのたね屋さんが一軒。せっせと作業をしていた店主のお…
映画「海は燃えている イタリア最南端の小さな島」--難民の遭難とのどかな暮らしが交差する島
船酔い克服にチャレンジするサムエレ少年 (C)21Unoproductions_Stemalentertainement_LesFilmsdIci_ArteFranceCinema 紛争、飢餓などでや…
映画「汚れたミルク あるセールスマンの告発」――巨大国際企業の強引拡販の行き過ぎに単身抗議した男
乳幼児の子どもたちを持つアヤンは粉ミルクを販売し続けることが耐えなられなくなる… (C) Cinemorphic, Sikhya Entertainment & ASAP Films 2014…
[レビュー]生き方、家族、信教の自由、アメリカ映画、高山右近
2月21日レビュー面では、生き方、家族、信教の自由、アメリカ映画、高山右近などに関する書籍を紹介します。 ○“服従”が“思考停止”となるとき 評・工藤信夫=平安女学院大学名誉教授、精神科医、医学博士 …
3・1ビキニデーを前に核実験の今日的影響を追ったドキュメンタリー上映と監督トーク開催
(C)南海放送 1954年(昭和29)3月1日、アメリカがミクロネシアのマーシャル諸島内・ビキニ環礁で水爆実験を行ない、爆心地から150kmほどの距離で操業していた日本のマグロ漁船「第五福竜丸」が死の…
映画「たかが世界の終わり」--家が安らぎの港ではないことの悲哀
自分の死が近いことを家族に告げるためにきたのだが、ルイは母親に打ち明けることにも躊躇する… (C)Shayne Laverdiere, Sons of Manual 自分の余命を覚悟した30代の若い男…