秋篠宮皇太子の発言が波紋を広げ、国費支出や政教分離などの点から「大嘗祭」の問題が浮上してきた。
昭和から平成への代替わり時期、キリスト者や宗教者らは、問題を提起し、様々な発言や運動が展開した。現在も訴訟の動きなどがある。
天皇制代替わり問題に取り組んできた日本福音同盟社会委員会は、神学委員会、女性委員会、青年委員会と共催で、第30回信教の自由セミナー「シンポジウム 天皇の代替わりを私たち〜『天皇の代替わりQ&A』をめぐって〜」を11月30日午後6時30分〜、豊島区の日本アッセンブリー・オブ・ゴッド教団中央聖書神学校で開催する。
天皇制への素朴な疑問について、キリスト教信仰、聖書信仰の観点から考える集会になる見こみだ。

クリスチャン新聞では、今年2月に、1988〜90年の天皇代替わり時期の関連記事をまとめ、当時のPDF記事とともにオンラインで公開している。
2.11特集 1989年−そのとき教会は 昭和、平成の代替わり時期の本紙記事から2018年2月2日

○2・11信教の自由特集 「天皇代替わり」を前に 88年から90年の主要記事公開(PDF) 2018年2月2日

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