第七回日本伝道会議(JCE7)は継続的な取り組みをするプロジェクトを進めている。各担当者らに展望を聞く。【高橋良知】

 

学びの場を各地に

 「聖徒聖書学校」を設立する会 後藤喜良さん

プロジェクト名は「全国『聖徒聖書学校連盟』の創設と推進」。信徒・役員の健全な成長と、教会形成のために、全国にある信徒向けの「聖書学校」などをつなげ、また必要に応じて創設していく。代表の後藤喜良さんはこう言う。

「すでに取り組んでいる学校と、信徒学校について話し合う場をつくり、授業内容などについて話し合い、信徒奉仕者が共通に身につけた方がいいと思われ、どの教会にも安心していただけけるカリキュラムの標準をつくりたい」 牧師不足の今日、教会の持続可能性にもかかわる。「信徒向け学校は地域の中の教会の部屋を教室にして、地域の牧師先生達で教えられると思いますが、既存の神学校の協力も得られると思います」と勧める。

「日本の教会では、伝道にかかわる賜物だけが注目されがちでしたが、Ⅰコリント12章などにあるように、イエス様から分け与えられた様々な奉仕の賜物があります。牧師も信徒も、みながからだの一部分であり、みなでイエス様の働きをするからだを形成していく。これが真の教会成長です。どの地域教会もイエス様の公同の教会として成長させていただけると信じています」

また牧会についての展望もある。「教会形成のための牧会者の重要な奉仕は、『(信徒達を)整える』ことで(エペソ4章12節)、この言葉には『網を繕う』という意味もあります。牧師も信徒も、親子関係、セルフイメージなどの傷や霊的問題があるのでは? 愛のカウンセラーであるイエス様に皆が繕っていただき、奉仕者として整えられて、神と人を愛する主イエス様のような教会を建て上げて、神の栄光を現わしましょう!」

 

すべてのまちに教会を

カバレッジプロジェクト 角本尚彦(寄稿)

プロジェクト名は「カバレッジプロジェクト~日本の津々浦々に福音を満たしていくため、教会未設置市町村を明確にしたマッピングプロジェクト~」。以下は代表の角本尚彦さんの寄稿。

―日本の未伝地を明確にし、すべての町々に福音を満たしていくための地図サイトです。各県ごとにコーディネーターを立てて、既存の教会や家の教会を含めて情報を登録することで、どこへ宣教に出ていくべきかを明確にしていきます。

このプロジェクトは、第6回日本伝道会議で教会開拓教会増殖プロジェクトとして歩み出し、教会増殖ビジョンフェスタの毎年の開催、2020年にはフィニッシング・ザ・タスク(FTT)カンファレンスを、ローザンヌ運動、FTTムーブメントとコラボしてオンライン開催を経て始まりました。

当サイトの目的は、日本の人が住むすべての市町村に、福音に生きるイエス・キリストの教会が生み出されるため、キリスト者がどこへ行くべきなのかを明確にし世界の教会を動員して日本の津々浦々に福音が満ちていくことです。

30年までに、日本のすべての町々村々が、どこかの教会によってエンゲージメントされる(深く関与される)ことを目標にしています。
カバレッジプロジェクトを推進していく上で、各地域で宣教されている他の団体や法人と協力関係を積極的に結びネットワークを拡大していきたいと強く願っています。JCE7での出会いを通して、御国のために教派教団教会の壁を越えて一つとなって、主イエスのミッションに仕えることができるなら幸いです。
(つづく)

2023年09月03日号 07面掲載記事)

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