作者アーカイブ: takahashi_ma - ページ 6
宣教はキリストの王権のもとに 第四回 ローザンヌ世界宣教会議より ⑫
会議最終日午前は「キリストの統治」がテーマ。使徒の働きの聖書講解は、ブラジルのアマゾン地域で先住部族伝道とリーダーシップ育成をする長老派の牧師、ロナウド・リドーリオさんが語った。 28章から四つの要点…
二重被害の爪痕生々しく 「ポンプのおかげで地域の人たちがお風呂に入れた」 能登半島地震
(1面から続き)梶山直樹氏(ニュータウンカルバリーフェローシップ牧師)は、発災直後から物資支援を続けていた。ホテル海楽荘もその一つだった。「ここは9月の豪雨前も水がストップしたままだった。珠洲からの水…
迫害の国で神の御業を待ち望む パキスタン宣教報告
先日、米国の迫害監視団体オープン・ドアーズの報告書「ワールド・ウォッチ・リスト2025」が発表された(2月2日号、2月9・16日号で既報)。そのうち、世界で8番目に迫害が深刻というパキスタンで宣教の働…
「コロナ禍は新宣教方策 のテストケースだった」第27回断食祈祷聖会②藤本氏
「第27回断食祈祷聖会」(同実行委員会主催)が1月13、14日、東京・港区赤坂の赤坂教会で開かれた。テーマは「キリスト教界の危機と希望」。講演Ⅱでは、藤本満氏(インマヌエル高津キリスト教会牧師=写真=…
対立の中における公共神学 イスラエル紛争で論稿・声明 解説・稲垣久和
稲垣氏 災害支援や福祉において、「公共神学」が注目されてきた。日本において公共神学の推進的役割を果たしている稲垣久和氏が、世界の公共神学の動向を伝える。特に昨年11月に刊行された国際雑誌「国際公共神学…
日本が世界最大の未伝地に? GCPN国際会議 レポート・近藤健二(OM日本 宣教師)
トルコ国際会議より見える日本の現状 会議で登壇する近藤さん 2024年11月、私はトルコ・イスタンブールで行われた国際会議に出席しました。主催はGCPN(Global Church Planting …
《2.11集会》恐れを越える道を学ぶ 朝岡勝氏講演
2月11日は「建国記念の日」とされている。これは、神話を根拠として戦前に設定された「紀元節」を、戦後の日本政府が復活させたものである。キリスト教界ではこの日を「信教の自由を守る日」として覚え続け、今年…
珠洲市、「豪雨の爪痕ひどく」 牧師ら被災教会慰問、支援現場視察
1月23、24日に開催された「能登地震災害支援のための集い2025」(能登ヘルプ〔能登地震キリスト災害支援会〕主催)の2日目は、輪島市、珠洲市、七尾市の被災教会を慰問すると共に、支援活動現場を視察した…
「赦し」がなければ「正義」も武器に 第四回 ローザンヌ世界宣教会議より⑪
第四回ローザンヌ世界宣教会議(昨年9月)の内容を紹介。 前回 6日目夜の主題講演は「和解―対立と破れのただ中にある教会の責任」。人身売買救出の取り組みの報告のほか、座談会ではイスラエルからナザレ平和研…
《神学・福音主義の再考》棄てるべきではない根本主義の遺産から学べること
Illustration by Tara Anand 近年、様々な形で福音主義の再考がなされてきた。その中で、20世紀後半に袂(たもと)を分かった根本主義(ファンダメンタリズム=原理主義とも訳される)…