作者アーカイブ: tohyama_s - ページ 26
映画「三里塚のイカロス」--三里塚闘争で農民を支援した若者たちの“あの時代”と現在
(C)2017 三里塚のイカロス製作委員会 イカロスとは、ギリシャ神話に登場する人物の一人で、父親がイカロスに蜜蝋で固めた翼をつけて閉じ込められていた塔から逃れた。だが自由自在に空を飛んでいるうちイカ…
映画「禅と骨」--波乱万丈の日系米人禅僧が極めようとした道とは
(C)大丈夫・人人FILMS アメリカ人の父と新橋の芸者だった母との間に生まれた横浜育ちの禅僧ヘンリ・ミトワ。大正時代に生まれ、大東亜戦争のさなか敵性外国人との後ろ指に押しやられ、アメリカに渡れば強制…
映画「ギフト 僕がきみに残せるもの」--与えられている人生だから「白旗は掲げない」
(C)2016 Dear Rivers, LLC 余命宣告を受けて、限られた命を何のためにどのように用いて人生を生きるか。自分と同じ病気の患者のためになる生き方、そして生まれてくる我が子に自分が経験し…
インタビュー:黄インイク監督--台湾からの移民家族の視点で見る日本、映画「海の彼方」
黄インイク監督 台湾・台東市生まれ。台湾政治大学テレビ放送学科卒業、東京造形大学大学院映画専攻修士を取得。現在沖縄県在住。台湾の出稼ぎタイ人労働者をテーマとした人類学映画「五谷王北街から台北へ」(20…
映画「海の彼方」--台湾から石垣島移住した家族四世代の物語
台湾から石垣への移民一世・玉木玉代おぼあ (C)2016 Moolin Films, Ltd. 八重山諸島は台湾からの移民が最も多く暮らしている地域という。石垣島への移民の歴史は、1930年代、日本統…
インタビュー:映画「夜明けの祈り」A・フォンテーヌ監督--苦難の修道女らに寄り添った女医の物語
アンヌ・フォンテーヌ監督:ルクセンブルク生まれ。1980年に女優としてデビュー。93年に第46回カンヌ国際映画祭批評家週間に出品した「Les histoires d'amour finissent e…
映画「夜明けの祈り」--24時間の疑問と1分間の希望に生きる
(C)2015 MANDARIN CINEMA AEROPLAN FILM MARS FILMS FRANCE 2 CINEMA SCOPE PICTURES 第二次世界大戦が終結したばかりのポーラン…
映画「ブランカとギター弾き」--「お母さんを買って幸せになろう」とした少女と盲人のギター弾き
(C)2015-ALL Rights Reserved Dorje Film フィリピンのスラムに暮らすストリート・チルドレンの目線から、生きていくための幸せとは何かを語りかけている心温まる物語。とく…
映画「天使の入江」--“賭け”という宗教に生きる男女
(C)cine tamaris 1994 聖書のことばに「急に得た財産は減るが、働いて集める者は、それを増す。」(箴言13章11節)とあるが、経験して十分に分かっていてもやめられないことの一つが賭け事…
映画「ワン・デイ 悲しみが消えるまで」――妻を亡くした男と遊離魂の女との不思議な絆
(C)2017 INVENT STONE ALL RIGHTS RESERVED この地上での絆が突然の事故で断ち切られる悲しみ。“なぜ”と問いかけても応答のない悩ましさをどこへも持って行き場のない哀…