アーカイブ: レビュー - ページ 102
映画「少女は自転車にのって」――少女の心を自由へと馳せる自転車
©2012, Razor Film Produktion GmbH, High Look Group, Rotana Studios All Rights Reserved. 子どものころ、補助輪なし…
映画「自由と壁とヒップポップ」――暴力は憎しみを生むだけ、音楽は平和への輪を繋ぐ
ジャッキー・リーム・サッローム監督プロフィール: パレスチナ人とシリア人の両親を持ち、ニューヨークを拠点に活動しているアラブ系アメリカ人。ニューヨーク大学大学院で芸術学を専攻したアーティストで映画監督…
映画「ゼロ・グラビティ」――宇宙の美しさと畏敬そして重力ゼロの怖さを体感
©2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. 1994年と98年にNASA搭乗科学技術者としてスペースシャトルで日本人女性として初めて宇宙飛行した向井千秋さん。2010年…
映画「FLU 運命の36時間」――流感感染と感染防止策の極限 そのリアルな恐怖感覚
©2013 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved 英語圏では普通の語彙なのかもしれないが、邦題の'FLU'からインフルエンザ・流感を思い浮かぶ人がどれ…
クリスマスに読むことば、聴く音楽 読書特集2
クリスマス向きの本、CDを紹介します。☆きらめくことばに出合う『ときめき詩画集 あなたがいる』星野富弘著 いのちのことば社『ひと言でいいのです』『きぼうのたね いのちの記憶』吉川直美著 奥勝實装画 …
ゆるすこと、愛すること 読書特集1
暴力、憎悪が世界や社会、家庭で繰り返され、課題になっています。「ゆるすこと」と「愛すること」についての本を集めました。〈ゆるすこと〉『ゆるしへの道―ルワンダ虐殺から射してくる、ひとすじの光』イマキュ…
映画「バックコーラスの歌姫たち」――教会の聖歌隊から巣立ったディーバたち
©2013 Project LLC センターマイクで脚光を浴びて歌うスター。スターたちの歌を支え、時にはセッションで盛り上げるバックコーラスのシンガー。だれでもステージのセンターマイクを目指して飛び込…
映画とシンポジウム:「鉄くず拾いの物語」――マイノリティから見る社会と尊厳ある人生を
左からタノヴィッチ監督、片柳真理さん、根本かおるさん。 人権週間(12月4日―10日[人権デー])を前にして、12月1日(日)にシネマート六本木で同作の試写会および「映画『鉄くず拾いの物語』をとおして…
映画「リヴ&イングマール ある愛の風景」――監督と女優の“愛と信頼”のドキュメンタリードラマ
出会ったころのイングマール・ベルイマン監督と女優リヴ・ウルマン。 (C)NORDIC STORIES 2012 「冬の光」(1963年)、「秋のソナタ」(1978年)など、人が生きる意味を映画美をと…
映画「セッションズ」――障害者の心と体と性の問題に正面から向き合う
©2012 TWENTIETH CENTURY FOX 日本では、障害者の性的欲求の問題についてはまだタブー視され、真面目には向き合えていないテーマの一つと言えるだろう。本作は、実在した重度身体障害を…