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インタビュー:映画「運命は踊る」サミュエル・マオズ監督ーーフォックストロットは人間が運命と踊るダンス
サミュエル・マオズ監督:20歳の時にレバノン戦争でレバノンに侵攻したイスラエル国防軍戦車の砲撃手として従軍。戦後はベイトツヴィ演劇学校でカメラマンとして学んだのち、映画やテレビ番組制作の演出を手がけた…
映画「顔たち、ところどころ」--出会いこそ感動の原点。自分の顔が街のアートになり誇らしげな人々
タンクローリーに貼り付けられたアニエスの目。アニエス(右)とJR (C)Agnes Varda-JR-Cine-Tamaris, Social Animals 2016 自宅の外壁いっぱいに自分の顔が…
9月9日号紙面:[レビュー4]『神がいるなら、なぜ悪があるのか』『向こう半分の人々の暮らし』ほか
「神がいるなら、なぜ」。 世界の様々な不条理に現代人は問いかける。『神がいるなら、なぜ悪があるのか 現代の神義論』(クラウス・V・シュトッシュ著、加納和寛訳、関西学院大学出版会、2千808円税込、…
映画「運命は踊る」--息子戦死の誤報から奏でられる人間と運命のソーシャルダンス
息子の戦死の公報と誤報に翻弄されるミハエルとダフナだが… (C)Pola Pandora - Spiro Films - Films - Knm - Arte France Cinema – 2017…
9月9日号紙面:[レビュー3]『旧約新約聖書ガイド』『こども』『登場人物で』『永遠の言葉』『人生を拓く』『55歳から』
聖書、キリスト教に触れる様々な入門書が出版されている。『旧約新約聖書ガイド 創世記からヨハネの黙示録まで』(A・E・マクグラス著、本多峰子訳、教文館、7千776円税込、A5判)は世界的神学者による大著…
9月9日号紙面:[レビュー2]CD「Company in Christ 小坂忠と仲間たち」
ミクタム創立40周年を記念して作られたアルバムは、ミクタムとその歴史を共にしてきた小坂忠が日本の教会に送り出してきたCCMを、11人のアーティストが彼と共に歌う、トリビュートアルバムになった。11人…
9月9日号紙面:[レビュー1]“イエスは宗教を超えた存在である”『WHY JESUS』
宗教以上、ノー・マイレージ、自由、喜び、愛と権力、罪…。本書はこれら12のキーワードをもとに、なぜイエスなのか(WHY JESUS)について語られた説教集だ。 「去年、500周年を迎えたルターの宗教…
映画「500ページの夢の束」ーー自作の脚本を応募する自閉症の女性から送られる諦めない大切さ
ウェンディと愛犬のピート (C)2016 PSB Film LLC 「夢を諦めないで!」とは、よく語られる人生へのエール。だが、くじけそうな状況をしっかり踏みしめて一歩進める勇気は簡単なことではない。…
映画「ヒトラーと戦った22日間」ーー絶滅収容所ソビボルからの大脱走を導いたユダヤ人ソ連軍将校の実話
冷酷な親衛隊曹長フレンツェルと大脱走をリードしたユダヤ人ソ連兵サーシャ (C)Cinema Production アウシュヴィッツ=ビルケナウなどポーランドには、ナチ親衛隊が管理した6つの絶滅収容所の…
インタビュー:ジアド・ドゥエイリ監督 映画「判決、ふたつの希望」にみる紛争問題と和解への過程
ジアド・ドゥエイリ監督プロフィール: 1963年10月7日ベイルート生まれ。レバノン内戦状況下で少年期を過ごし、20歳の時にレバノンを離れアメリカへ留学。サンディエゴ州立大学で映画学位を取得。卒業後、…