アーカイブ: レビュー - ページ 22
『M・L・キングと共働人格主義』『平和への道Ⅱ ほのぐらい灯心を消すことなく』
『M・L・キングと共働人格主義』(菊地順著、6千490円税込、聖学院大学出版会、A5判)はキングの活動の背景にある神学思想の形成をたどる。キングの博士論文では科学主義(自然主義)傾向のワイマンと超自然…
『新渡戸稲造』『語り継ぐクリスチャン実話』『ナチ時代に旧約聖書を読む』
約100年前、国際連盟の事務次長として重要な役割を担ったのがキリスト者新渡戸稲造だ。『新渡戸稲造 1862ー1933〈新版〉 我、太平洋の橋とならん』(草原克豪著、藤原書店、4千620円税込、四六判)…
「骨抜き」「思考停止」から複数性に耐える抵抗力へ 『第31回・32回JEA信教の自由セミナー報告書』評・廣田具之
本書は、日本福音同盟(JEA)社会委員会が2019年と20年に開催したセミナーの報告書です。 セミナーの題は、31回「なぜ日本でキリスト教は広まらないのか」、32回「コロナ禍に忍び寄る『凡庸』という名…
映画「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放送されなかった時)」ーー美しき“ブラック”へと意識改革させたフェスタ
“Higher”などで盛り上げるスライ&ザ・ファミリー・ストーン (C) 2021 20th Century Studios. All rights reserved. 1969年6月29日から8月2…
映画「復讐者たち」ーー聖書のことば“復讐するは我にあり”が聴こえてくる…
ニュルンベルクに到着したマックス。 (C)2020 Getaway Pictures GmbH & Jooyaa Film GmbH, UCM United Channels Movies, …
イエスが仕事のパートナー 『福音中心の人生 仕事編─仕事を通して神に仕える!?』
イエスが仕事のパートナー 『福音中心の人生 仕事編─仕事を通して神に仕える!?』 2021年07月11日号 06面 私たちの多くは、仕事はつらい、苦しい、ストレスがたまるものと感じているだろう。だが、…
飯田克弥牧師の新刊 『LIFEBOOK』 聖書を開いて考えてみよう
大阪市北区にある教会 J-House飯田克弥牧師の新刊『LIFEBOOK 人生を考える聖書のトピック50』(いのちのことば社、990円税込)が、好評発売中だ。J-Houseに集うたくさんの若者たちのた…
【関西だより】 「賛美を止めるな」 ユーオーディア9月に大阪で音楽祭
【関西だより】 「賛美を止めるな」 どんな状況でも賛美し続けよう 2021年07月04日号 06面 クリスチャン音楽家たちによる「ユーオーディア音楽祭・大阪2021」(一般社団法人ユーオーディア主催…
2021 コロナ禍での夏の読書特集
世界のベストセラーを知っていますか。 今から、30年近く前、仏教の立場で人間の死生観を興味深く描いた永六輔著『大往生』という本がベストセラーとなりました。それを記念してでもないのでしょうが、角川書店の…
映画「食の安全を守る人々」ーー未来の子どもたちのために、知って一歩行動したいこと
(C)心土不二 東京新聞2021年5月2日付の日曜朝刊で「子どもの食は大丈夫か」の特集が組まれていた。日本が、農薬使用量(単位面積あたり)トップクラスであり、ネオニコチノイド系農薬(殺虫剤)やグリホサ…