アーカイブ: 映画 - ページ 31
映画「雨の日は会えない、晴れの日は君を想う」--システム社会に埋没した心の壊滅と再生
壊れた心で何事にも無感覚に陥ったデイヴィスの心情をジェイク・ギレンホーレンがみごとに演じている (C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation, Demo…
映画「息の跡」--町を襲った大津波の記憶を書き綴り“希望の種”を書き残すたね屋さん
陸前高田市の街道沿いに建つ「佐藤たね屋」。この場所で息づいてきたひとつの歴史がやがて取り壊されていく… いきなり始まる。街道沿いにポツンとプレハブ建てのたね屋さんが一軒。せっせと作業をしていた店主のお…
映画「海は燃えている イタリア最南端の小さな島」--難民の遭難とのどかな暮らしが交差する島
船酔い克服にチャレンジするサムエレ少年 (C)21Unoproductions_Stemalentertainement_LesFilmsdIci_ArteFranceCinema 紛争、飢餓などでや…
映画「汚れたミルク あるセールスマンの告発」――巨大国際企業の強引拡販の行き過ぎに単身抗議した男
乳幼児の子どもたちを持つアヤンは粉ミルクを販売し続けることが耐えなられなくなる… (C) Cinemorphic, Sikhya Entertainment & ASAP Films 2014…
3・1ビキニデーを前に核実験の今日的影響を追ったドキュメンタリー上映と監督トーク開催
(C)南海放送 1954年(昭和29)3月1日、アメリカがミクロネシアのマーシャル諸島内・ビキニ環礁で水爆実験を行ない、爆心地から150kmほどの距離で操業していた日本のマグロ漁船「第五福竜丸」が死の…
映画「たかが世界の終わり」--家が安らぎの港ではないことの悲哀
自分の死が近いことを家族に告げるためにきたのだが、ルイは母親に打ち明けることにも躊躇する… (C)Shayne Laverdiere, Sons of Manual 自分の余命を覚悟した30代の若い男…
映画「家族の肖像」--1970年代の耽美な貴族的階級社会の退廃と凋落の肖像
蒐集した絵画に囲まれ優雅に独り暮らしを愉しみ孤独感から逃れていた老教授の館に伯爵夫人らの闖入によって掻き乱されていく… (C)Minerva Pictures イタリア映画の名匠で完全主義者と称された…
映画「ショコラ 君がいて、僕がいる」--人種の壁を越えた芸と人間の深い絆
(C)2016 Gaumont / Mandarin Cinema / Korokoro / M6 Films 19世紀末に10年ほどパリを賑わした白人と黒人のパントマイムコンビ“フティット&ショコラ…
映画「太陽の下で 真実の北朝鮮」--少女の幸せそうな笑顔 だが笑えない悲哀な日常
(C)VETOV SIA,VETOV REAL CINEMA OOO,HYRERMARKET FILM TELEVIZE,SAXONIA ENTERTAMENT GMBH,MITTELDEUTSCHE…
映画「アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男」--戦争責任の風化を拒み人間の正義を求め続けた男の実録
アイヒマン逮捕によってドイツの公儀を国際社会に示そうとするフリッツ・バウアー (C)2015 zero one film / TERZ Film ドイツは第2次世界大戦に敗れた。1949年、ドイツは東…