アーカイブ: 映画 - ページ 48

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映画「ナオトひとりっきり Alone in Fukushima」――生きものを護り、生き続けることでの抵抗

福島の原発事故で全町避難した富岡町。だが松村直登(ナオト)さんは、殺処分を免れた牛や家畜、ペットたちを見捨てることができずたった一人で居残り、生きものたちにエサを与え、いのちを護る暮らしを続けている。…
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映画「グッド・ライ―いちばん優しい嘘」――ともに生き、分かち合う世界への誘い

キャリー(左)はジャレマイアたちの職探しに奔走させられる © 2014 Black Label Media, LLC. All Rights Reserved. 大家族で暮らす村に突然やってきて、村人…
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映画「パプーシャの黒い瞳」――ジプシー女性詩人の生涯と詩情描くモノクローム映像美

パプーシャは15歳のとき、自分の父親の兄と結婚させられた © ARGOMEDIA Sp. z TVP CANAL+ Studio Filmowe KADR 2013 神聖ローマ帝国時代から迫害をのがれ…
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映画「迷宮カフェ」――自殺志望者と骨髄移植を待つ人の“いのちをつなぐ”場所

常連客が失踪すると噂されるカフェ店主マリコはどこか謎めいている… なぜか常連客が行方不明になるという噂が立ち始めた町外れのカフェ。趣きのある店づくりで、オーナー店主は美人。そこには人生の迷路にはまり込…
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映画「小さき声のカノン――選択する人々」――“被ばくから子どもを守る”お母さんたち

お寺の住職の妻るりさんは、家族で残ることを決断し、子どもたちが出来るだけ内部被ばくしないよう食料などにも気を遣う。同じ宗門の人や全国の理解者から無農薬野菜や被ばくしていない安全な食料が寄せられ、近隣の…
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映画「わたしの、終わらない旅」――受け継がれゆく“核”不要、“脱原発”への使信

© 2014 MASAKO SAKATA タイトルの'わたしの'という一人称は、直接的には本作の坂田雅子監督ご自身のことのようだ。坂田監督の母・坂田静子さんが、手作りの謄写版印刷で1977年から「聞い…
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映画「みんなの学校」――一人ひとりの自分らしさを引き出す“エデュケーション”

木村校長(左)は、常に子どもと目線をあわせてしっかり話す。 © 関西テレビ放送 大阪市住吉区の公立・大空小学校では、'すべての子どもに居場所がある学校'をめざす。また、発達障害や身体障害がある子などを…
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