アーカイブ: 神学・牧会

《神学・教会の宣言文》アメリカ対立と分断の時に〝新バルメン宣言〟必要?

1930年代ドイツで国家社会主義を鼓舞したヒトラーを多くの教会が支持する中で、ルター派、改革派、合同教会の神学者・牧師らが形成した「告白教会」が1934年5月に採択したバルメン宣言は、その危険性に警鐘…
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「旧約聖書における戦争」福音主義神学会東部研究会で

「旧約聖書における戦争」をテーマにした、日本福音主義神学会東部部会春期公開研究会が5月12日に東京・千代田区のお茶の水クリスチャン・センターで開かれた。講演は『聖書における和解の思想』(日本キリスト教…
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【訃報】《追悼》サミュエル・エスコバル 〝伝道と社会活動は不可分〟南米からローザンヌへ提唱

ローザンヌ運動の「伝道と社会的責任」の土台を提唱した南米ペルー出身の神学者サミュエル・エスコバルの逝去にあたり、本紙提携の米国誌「クリスチャニティトゥデイ」が5月1日報じた。 Ruth Padilla…
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《神学》「同性愛と聖書解釈」 LGBTQ+ 異なる立場の対話 書評・朝岡 勝

『「同性愛」二つの見解 聖書解釈をめぐる対論』 ウィリアム・ローダー、メーガン・K・デフランザ、ウェスレー・ヒル、スティーブン・H・ホームズ 寄稿 プレストン・M・スプリンクル、スタンレー・N・ガンド…
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朝岡氏 牧師はいかに働くべきか 実体験から講演

長く、かつ豊かに主に仕えるために、牧師は何に気を配り、どのように働くべきか――。 「牧師の深呼吸~息の長い働きのために」と題された教職者対象のセミナーが2月25日、大阪クリスチャンセンター主催により、…
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【書評】災禍に現れる「告白の事態」を見抜けるか 『災禍において改革された教会』

コロナ禍のただ中で粘り強く思索された〝災禍における教会の姿〟、そして〝改革され続ける教会の神学〟に関する珠玉の講演・対談集の誕生を、心から喜んでいます。 本書は、2021年6月から23年2月にかけて、…
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東日本大震災 から14年 災害支援から日常の助け手に 伝道と社会奉仕の両輪で宣教

保守バプ・塩釜聖書バプテスト教会 フードバンクNPO「いのちのパン」   「いのちのパン」理事会の様子。教会で2月12日   東日本大震災から14年目を迎える。大災害は日常の中での…
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対立の中における公共神学 イスラエル紛争で論稿・声明 解説・稲垣久和

稲垣氏 災害支援や福祉において、「公共神学」が注目されてきた。日本において公共神学の推進的役割を果たしている稲垣久和氏が、世界の公共神学の動向を伝える。特に昨年11月に刊行された国際雑誌「国際公共神学…
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《神学・福音主義の再考》棄てるべきではない根本主義の遺産から学べること

Illustration by Tara Anand 近年、様々な形で福音主義の再考がなされてきた。その中で、20世紀後半に袂(たもと)を分かった根本主義(ファンダメンタリズム=原理主義とも訳される)…
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《神学》福音主義の定義 「ローザンヌ誓約」多様性の一致

分断の時代――人々を二分するような対立が、世界各地で深刻化している。和解と一致を説くキリスト教も、例外ではない。そうしたなか、昨年50周年を迎え第4回世界宣教会議を韓国で開いたローザンヌ運動の原点「ロ…
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