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映画「逃げきれた夢」――噛み合わない会話劇の妙味で描くこころ模様
病気を診断され、これまでの人間関係を振り返る末永周平 (C)2022『逃げきれた夢』フィルムパートナーズ 若い映画クリエイターの商業映画デビューを支援する第22回フィルメックス新人監督賞グランプリを受…
映画「ウーマン・トーキング 私たちの選択」――女性自らが尊厳を守る人生の決断を真摯な論議を展開
コミュニティーに残るべきか、危険を回避するため立ち去るべきか…。 (C)2022 Orion Releasing LLC. All rights reserved. 国連が1975年に「国際女性年(も…
インタビュー_10月6日公開の映画「旅するローマ教皇」のジャンフランコ・ロージ監督
ジャンフランコ・ロージ監督:1964年、エリトリア国アスマラ生まれ。イタリアとアメリカの国籍を持つ。1985 年にニューヨーク大学フィルム・スクール卒業後、1993 年に制作と監督を務めた、ガンジス河…
映画「旅するローマ教皇」――世界の路上で布教行脚 フランシスコの司牧と祈りの記録
ブラジル・リオでジャイロの貧しい地域に住む人たちの家にも訪問し親しく言葉をかける教皇フランシスコ (C) 2022 21Uno Film srl Stemal Entertainment srl 20…
映画「ケアを紡いで」――制度の狭間AYA世代 いのちと人とのつながり見つめた夫妻の気づき
結婚のことやがんの進行を”ありのまま”語るゆずなさんと翔太さん夫妻 (C)大宮映像製作所 医療制度と介護保険制度の狭間で十分な行政サービスを享受できないAYA世代(あやせだい:Adolescent[思…
インタビュー:映画「赦し」アンシュル・チョウハン監督――誰もが“牢獄”に囚われている心模様描く
アンシュル・チョウハン監督:1986年北インド生まれ。陸軍士官学校で訓練を受け、大学で文学士を取得した後、2006年からアニメーターとして働き始める。2011年に東京へと拠点を移し、アニメ―ターとして…
映画「赦し」――少年犯罪と向き合い、罪の悔悟と赦しの葛藤描く裁判劇
判決が下ったあと、廊下のドアから自分を覗き見る克の視線に気づく夏奈 (C)2022 December Production Committee. All rights reserved 犯行当時17歳…
映画「エンパイア・オブ・ライト」――閉塞感のなかでも“暗闇の中に光を見いだす”温もり
新年を迎えた夜空を照らす花火に見入るヒラリーとスティーヴン (C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved. 1980年代初頭、英国の経済は低迷し、…
映画「小さき麦の花」――塵煙の中に息づく現世での執着と慈愛
優しい農夫ヨウティエ(ウー・レンリン)に心からの信頼を寄せる内気な妻クイイン(ハイ・チン) (C)2022 Qizi Films Limited, Beijing Spring Pictures Co…
インタビュー:映画「母の聖戦」 テオドラ・ミハイ監督――主人公のレジリエンスな体験がテーマの一つ
「母の聖戦」ポスター (C) 2021 Menuetto/ One For The Road/ Les Films du Fleuve/ Mobra Films 中南米メキシコでは、犯罪組織による身代…