アーカイブ: レビュー - ページ 2

レビュー

映画「ぼくの家族と祖国の戦争」――デンマークがナチ占領から解放前後に起きた人道的葛藤の情況描く

息子のセアンと駅のホームに来た八子鼓舞大学長は、協定にの2倍のドイツ難民が到着したことに驚愕する。 (C)2023 NORDISK FILM PRODUCTION A/S 1945年春、ナチス・ドイツ…
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ニュース

おふぃすふじかけ賞10年目は『グリーフケア』『語らいと祈り』

受賞者関係者で。前列左から3人目が松下さん、右が岩上さん。藤掛さんはオンラインで参加   臨床心理士の藤掛明さんが「独断」と「偏見」で選んだ本を表彰する「おふぃす・ふじかけ賞」が第10回を迎…
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ニュース

【書評】唯物的なレトリックの矛盾を暴く 『脳が私のすべてなのか?』評・今中和人

  世の中、うまいことを言う人がいて、今やSFのFは作り話・フィクションのFではなく、真実・ファクトのFだそうだ。確かに飲食店で接客するロボットや、「本当に機械?」と感じる生成AIの応答は、…
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レビュー

映画「#つぶやき市長と議会のオキテ【劇場版】」――地方政治を“自分事”へ誘うドキュメンタリー

地元出自の若き新市長の誕生にベテラン議員らも当初は暖かく出迎えたが… (C)広島ホームテレビ この数年、広島県北部に位置し広島市と島根県境に挟まれた安芸高田市(あきたかたし)の石丸伸二市長と市議会議員…
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ニュース

【レビュー】『教父哲学で読み解くキリスト教』『教父思想入門』『アウグスティヌス「三位一体論」を読む』『ナジアンゾスのグレゴリオスの聖霊論』『聖霊を知る喜び』

「神の子」を古代ではどう考えたか。『教父哲学で読み解くキリスト教 キリスト教の生い立ちをめぐる3つの問い』(土橋茂樹著、教文館、2千640円税込、四六判)は、キリストの呼び名となる、「御言葉」、「子」…
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ニュース

【書評】家族の瓦解という破れ口に、福音を提示する神学的可能性 『神の子とする恵み』評・川村真示

  本書のタイトル「神の子とする恵み」には、「神の主権的恩寵」を中心とする著者の神学的スタンスが凝縮されている。「神の子とする」を意味するヒュイオセシアはパウロ書簡に登場する。例えば、よみが…
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インタビュー

宣教の中核に「被造物ケア」を スワン・パークさん環境NGO「ア・ロシャ」国際代表理事

「被造物ケア」日々の生き方に根付くこと   6月5日は「世界環境デー」。猛暑や海洋汚染など、目に見えた環境悪化にともなって社会全体で地球の未来に危機感が抱かれている。キリスト教会でも「被造物…
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ニュース

バルメン宣言から90年   国家主義に抵抗する信仰のあり方とは?

『ナチス第三帝国へのキリスト教的抵抗』 1933年ヒトラーが政権を掌握し、ドイツがナショナリズムに突き進んでいった時代、ドイツ福音主義教会の多くは「ドイツ的キリスト者」を名乗りナチスに追随した。だが、…
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ニュース

【ツアーレポート】鳴門、小豆島の旅 美術・オリーブ・バイブル 久米小百合さんと

「久米小百合さんと行く 大塚国際美術館と小豆島を訪ねて 2泊3日クリスチャンツアー」(旅行企画:ライク・クリエイション/実施:(株)トラベリオ)が4月13~15日に開催された。音楽宣教師の久米さんとと…
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