アーカイブ: レビュー - ページ 36

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[レビュー4]『SMILEFULL DAYSⅢ今日を、せいいっぱい生きるための12の物語』『仕事と聖書: 元銀行マン牧師の社会に影響を与える1%のクリスチャンになる方法』

新学期、新社会人の季節だ。現役高校宗教主事による人気シリーズの3作目、『SMILEFULL DAYSⅢ今日を、せいいっぱい生きるための12の物語』(沖崎学、いのちのことば社、千430円税込、B6変)で…
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[レビュー2]虐待のメカニズムと解放のための方策 『「信仰」という名の虐待からの解放 霊的・精神的なパワーハラスメントにどう対応するか』

 本書の前身となる『「信仰」という名の虐待』(いのちのことば社、2002)の出版時、筆者や出版社の元には「『信仰』という名のもとに虐待を受けた人たち」から感謝の言葉が届いたそうだ。それは、本書が指摘す…
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[レビュー1]「国家」「公共」「グローバル」を超える 『政治神学の想像力 政治的実践としての典礼 のために』

 ウィリアム・キャヴィノー(デ・ポール大学教授、1962〜)は、ハワーワスの影響を受けたカトリックのキリスト教社会倫理学者である。  本書は3部から成っている。第1部は国家の神話を扱う。「想像の共同体…
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映画「プラド美術館 驚異のコレクション」ーースペイン王室の審美眼が世界の人々に遺した美の殿堂

ティントレットの「弟子たちの足を洗うキリスト」の前に立つ案内役のジェレミー・アイアンズ (C)2019 - 3D Produzioni and Nexo Digital - All rights re…
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[レビュー3]『新・誰がこの子を受けとめるのか 虐待された子らからのメッセージ』『「いのち」と「愛」に着目する子育て』

 『新・誰がこの子を受けとめるのか 虐待された子らからのメッセージ』(菅原哲男・奥寺美鈴共著、いのちのことば社、千650円税込、B6)  「職場で子どもは育たない」。家族の愛を体験できず、むしろ虐待な…
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映画「もみの家」--心の澱を解きほぐす、自然と人の輪が育むスローライフへのすすめ

両親の期待に応えられないことに悩む彩花を、泰利は「自分のなりたい自分になればいいよ」と声をかける (C)「もみの家」製作委員会 物語の舞台「もみの家」の設定は、富山県の片田舎に在る不登校児など心に不安…
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映画「ひとくず」ーー親から虐待受けて成長し奈落の底を見た人生から回生できるか

匡郎は、自分の生い立ちと重なる鞠を放っておけずに守ろうとする (C)上西雄大 親による児童虐待の死亡事件や裁判報道が後を絶たない。2017年度に全国の児童相談所が対応した児童虐待件数は13万3778件…
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映画「いつくしみふかき」--どこまでも自分勝手に見える生き方にも希望と信頼を希求する心がある

父・広志役の渡辺いっけい(右)と息子・進一役の遠山 雄 他人(ひと)を騙し、脅し、強盗することも躊躇しない、自分勝手な人間にどこまで寄り添い情愛を注ぐことができるのか。ある村にやってきた男に翻弄される…
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[レビュー3]『日本人は何を信じてきたのか−クリスチャンのための比較宗教講座』『基督教共助会100 周年記念:恐れるな、小さき群れよ —基督教共助会の先達たちと森 明』『森明著作集 第二版』

 日本の精神性、土壌は歴史の中で形成され、継承されたものと、変化したものがある。『日本人は何を信じてきたのか−クリスチャンのための比較宗教講座』(勝本正實著、いのちのことば社、千430円税込、B6判)…
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[レビュー2]「未完」となった歴史を知る責任 『未完の独立宣言 2・8朝鮮独立宣言から100年』

 「未完の独立宣言」、このタイトルの「未完」の意味をどう考えるだろうか。「独立宣言」とは、朝鮮人留学生たちによって作られ、1919年2月8日に東京において決議された宣言のことでこの「独立宣言」が「未完…
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