アーカイブ: レビュー - ページ 52

レビュー

映画「いろとりどりの親子」--“障害”を多様性と受容できた親子たちのいろとりどりの幸せ

(C)2017 FAR FROM THE TREE, LLC 子どもや孫の誕生に際して“五体満足であるように”“普通の子どもであればそれで十分”など健常児での誕生が当り前であるかのように待ち望む風景が…
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映画「津軽のカマリ」--津軽三味線の“独奏曲”を確立した髙橋竹山の香り立つ人間味

初代・髙橋竹山。1973年には渋谷・山手教会の地下にあったライブハウス「ジャンジャン」に初出演し、その後の定期ライブが若者たちの心を捉え津軽三味線ブームの先駆けとなった。 (C)2018 Koichi…
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『ユダヤ人の歴史と思想』『パウロの弁護人』 『「パウロ研究の新しい視点」再考』

『ユダヤ人の歴史と思想』(黒川知文著、ヨベル千890円税込 四六判)  西欧キリスト教文化圏でなぜ、反ユダヤ主義が生まれ、ホロコーストにまで至ったのか。センセーショナルに報道されがちな、現代のイスラエ…
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11月04日号紙面:『神のかたちとして 聖書は女性をどう見るか』稲垣緋紗子著

女性と男性に上下関係、支配関係はあるのか。  聖書の記述に示される女性観について、福音的な視点によるまとまった資料は英語圏では多数出ている。一方、日本語訳や日本語資料は少ない。著者は「情報量の差は増大…
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11月04日号紙面:『神に愛された女性たち  西洋名画と読む聖書』大嶋裕香著

   「神様との出会いは、だれかの妻、母、姉妹という肩書ではなく、その女性個人の本質に迫り、その人生を丸ごと変えてしまうような出会いです」  女性特有の性質、悩みを理解する一人の女性として、聖書の中の…
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11月04日号紙面:美濃ミッション弾圧を 生き抜いた人々の息吹 『嵐の日本へ来たアメリカ女性 宣教師ベティ・フィウェルの軌跡』 石黒次夫・石黒イサク著

 1931年の満州事変を期して、日本は十五年戦争へと突き進む。33年ドイツではナチスが政権を取り、権力が人間の尊厳を抑圧する重い空気が蔓延する。1930年代は嵐の時代であった。  美濃ミッション事件は…
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11月04日号紙面:「安易な尊敬」で見落としてないか 『キリスト者への問い あなたは天皇をだれと言うか』 松谷好明著

 本書は、2015年〜17年にかけて、日本キリスト改革派教会の2・11集会、および日本カルヴィニスト協会主催の講演会で語られた、キリスト者と天皇に関する4つの講演録です。  私たちキリスト者は等しく、…
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映画「ガンジスに還る」ーー聖地バラナシで死を待つ父子の機微と解脱への切望

解脱を希求しガンジス河岸の聖地バラナシに着いたダヤとラジーブ父子 (C)Red Carpet Moving Pictures ヒマラヤ山脈の南麓ガンゴートリー氷河を水源とするガンジス。“母なる河”“聖…
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映画「Workers 被災地に起(た)つ」ーー東日本大震災の被災地に展開する協同労働での“まちづくり”

大槌町の共生ホーム「ねまれや」 (C)日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団 日本に「協同労働」(ワーカーズ)という言葉はどれほど広がっているのだろう。朝日新聞「キーワード」を検索…
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