アーカイブ: レビュー - ページ 85
10/11号紙面:NHK連続テレビ小説「あさが来た」モデル広岡浅子の関連本 信仰、子孫、人間関係を詳しく
2015年10月11日号 3面 9月30日から、NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」(主演・波留)の放送が始まった。主人公「あさ」のモデルとなったのが、女性実業家で晩年にクリスチャンとなった広岡浅子…
映画「ベトナムの風に吹かれて」--世界はひとつの村になった。人の情けが交わる場所
みさおは認知症の母シズエを引き取りベトナムでの同居生活をスタートした (C)「ベトナムの風に吹かれて」製作委員会 団塊の世代にとってベトナムは、1960年代以降の青春を象徴する印象深い国名といえる。第…
映画「白い沈黙」--連れ去られた子どもの生存を信じ続ける親の愛
ひとり娘キャスを愛し、成長を楽しみにしているマシューだったが (C)Queen of the Night Films Inc. 幼児・児童の連れ去り・誘拐事件が後を絶たない。2013年度は、13歳以下…
映画「名もなき塀の中の王」--犯罪者でも子どもを守る父親の心情に変わりはない
刑務所に送致されてきた息子エリック(手前)に、ぶきようながらも真剣に中っこくするネビル (C)STARRED UP FILMS LIMITED AND CHANNEL FOUR TELEVISION …
映画「無頼漢 渇いた罪」--誰かと繋がっていたい 愛を求める人間の哀しみ
ジェゴンが刑事とは知らず、しだいに気持ちが打ち解けていくヘギョン (C)2015 CJ CGV Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED 警察と組織から逃げ続ける殺人犯。その男をかば…
映画「罪の余白」--悪戯にひそむ罪の根深さ
自分を守るため咲は、行動心理学者の安藤に心理的な闘いを挑む (C)2015「罪の余白」フィルムパートナーズ 学校でのイジメによる自殺や事件が後を絶たない。学校側の説明責任の不十分さなどともすると隠ぺい…
戦争、偶像、リアリズム、積極的平和、言葉の力
クリスチャン新聞9月27日号レビュー面では、戦後70年、日本、世界の情勢変化の中で、ナチス下にあった教会と抵抗運動、日本の戦時下に体制に迎合した教会の歴史を振り返る本、また現代のアメリカをも支える「キ…
映画「顔のないヒトラーたち」--人間の罪性を見過ごさせない“内なる光”
米軍のドキュメントセンターには60万人分のナチ親衛隊の資料をみて呆然とするヨハン検事 (C)2014 Claussen+Wobke+Putz Filmproduktion GmbH / naked e…
映画「ポプラの秋」--人は執り成しの祈りに心癒される
大家のおばあさんと仲良しになれた千秋 (C)2015「ポプラの秋」製作委員会 あの世に人に手紙を届けてあげると言うおばあさん。その言葉を信じて病気で死んだと聞かされている父親宛に毎日のように手紙を書い…
映画「ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏」--バレエ界のバビロン 退廃から信頼の回生へ
「白鳥の湖」の一場面 (C)2015 RED VELVET FILMS LTD. ALL RIGHTS RESERVED 2013年1月、ボリショイ・バレエ劇団の芸術監督セルゲイ・フィーリンが、何者か…