アーカイブ: レビュー - ページ 103

その他

映画とシンポジウム:「鉄くず拾いの物語」――マイノリティから見る社会と尊厳ある人生を

左からタノヴィッチ監督、片柳真理さん、根本かおるさん。 人権週間(12月4日―10日[人権デー])を前にして、12月1日(日)にシネマート六本木で同作の試写会および「映画『鉄くず拾いの物語』をとおして…
続きを読む
レビュー

映画「リヴ&イングマール ある愛の風景」――監督と女優の“愛と信頼”のドキュメンタリードラマ

出会ったころのイングマール・ベルイマン監督と女優リヴ・ウルマン。  (C)NORDIC STORIES 2012 「冬の光」(1963年)、「秋のソナタ」(1978年)など、人が生きる意味を映画美をと…
続きを読む
レビュー

映画「セッションズ」――障害者の心と体と性の問題に正面から向き合う

©2012 TWENTIETH CENTURY FOX 日本では、障害者の性的欲求の問題についてはまだタブー視され、真面目には向き合えていないテーマの一つと言えるだろう。本作は、実在した重度身体障害を…
続きを読む
レビュー

「おじいちゃんの里帰り」――家族と故郷そして移民した国との心つなぐロードムービー

©2011 – Concorde Films 50年前にトルコからドイツに出稼ぎ移民としてやってきたおじいちゃんのフセイン・イルマズ(ヴェダット・エリンチン)。なんとも穏やかで人が良さそうな風貌。だが…
続きを読む
レビュー

映画「遥かなる勝利へ」――屈辱と悲嘆のなかで見いだした希望と愛の物語

©2011, GOLDEN EAGLE 1930年代のスターリンによる大粛清時代を舞台に描いた戦争ヒューマン・スぺクタル作品「太陽に灼かれて」(1994年作)、その続編「戦場のナージャ」(2010年作…
続きを読む
レビュー

シンポジウム付き試写会ご招待 映画「鉄くず拾いの物語」――12月1日(日)5組10名様

2013年ベルリン国際映画祭で銀熊賞グランプリ・主演男優賞・エキュメニカル賞特別賞の三冠受賞作品「鉄くず拾いの物語」のシンポジウム付き試写会に、5組10名様をご招待いたします。試写会の日時、作品の内容…
続きを読む
レビュー

映画「悪の法則」――“悪いこと”には魅かれる。だが、近寄るな。

カウンセラー(右)に裏ビジネスの怖さも警告するウェストリー。 ©2013 Twentieth Century Fox. マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ハビエル・バル…
続きを読む
レビュー

映画「なみのおと」「なみのこえ」「うたうひと」――対話でつづる東北記録映画三部作

第二部「なみのおと 気仙沼」から。 © SilentVoice 2011年3月11日、大地震とともに未曽有の大津波が東北の太平洋沿岸に押し寄せた東日本大震災が起こった日。2年8ヵ月を経たいまも、仮設住…
続きを読む
レビュー

映画「いとしきエブリデイ」――塀の中にいる父親、それでも家族の絆を撚り合せる日々

三番目の子、次男坊ショーンくんのキャラには、どうしようもなく引き寄せられる。 ©7 DAYS FILMS LIMITED 2012. ALL RIGHTS RESERVED. 最近、公園のベンチに置き…
続きを読む