アーカイブ: レビュー - ページ 81
映画「ハッピーエンドの選び方」--自分の最期を自分で選ぶ権利があるかをエンターテイメントに問う
(C)2014 PIE FILMS/2-TEAM PRODUCTIONS/PALLAS FILM/TWENTY TWENTY VISION. 人には、自分の生き方、自分の最期を選択する権利があるのだろ…
インタビュー:伊東英朗監督(映画「放射線を浴びた[X年後]2」)--ビキニ水爆実験の環礁被ばく調査こそフクシマ対策の解明に繋がる
伊藤英朗監督プロフィール:1960年愛媛県生まれ。南海放送(テレビ)ディレクター。2004年にビキニ環礁水爆実験での被ばく調査を自主学習テーマにしている高校のドキュメントを制作。以来、この事件とかかわ…
映画「パリ3区の遺産相続人」--恋愛と不倫の機微があぶり出す心の傷と罪深さ
(C)2014 Deux Chevaux Inc. and British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved. 疎遠だった父親が亡くなり、パリ…
[レビュー]宮沢賢治、若者、恋愛・結婚、笑い・黙想、第五福竜丸
クリスチャン新聞11月29日号レビュー面では、宮沢賢治、若者、恋愛・結婚、笑い・黙想、第五福竜丸などについての本を紹介します。 ○花巻に織り込まれていた福音 評・若井和生=保守バプテスト…
映画「さようなら」--人間と“アンドロイド”との共演でみつめる“メメント・モリ”
日本の亡命してきたターニャ(右)と人造人間レオナ (C)2015「さようなら」製作委員会 劇団「青年団」主宰者の平田オリザとロボット研究家・石黒浩(大阪大学教授)が進める、人間とそっくりな人工生命体を…
映画「サヨナラの代わりに」--“あなたはもうあなたではない”と実感させられる難病の恐怖を打ち砕く出会い
ケイト(左)を車いすに乗せてどこへでも買い物に引っ張り出すベック (c)2014 Daryl Prince Productions, Ltd. All Rights Reserved. 筋肉の萎縮とと…
映画「ローマに消えた男」--立ち止まり、自分をみつめるときを持つ大切さ
(C)Bibi Film (C)Rai Cinema 本音と建前、権謀術数渦巻く政治の世界。日々積み重なるストレスの重みに耐えかね国政選挙を目前に失踪した大物政治家。長く疎遠な関係にある双子の兄弟が、…
映画「FOUJITA」--画家レオナール・フジタが画家として生きた内面と戦争・罪・平和への相克描く
(C)2015「FOUJITA」製作委員会/ユーロワイド・フィルム・プロダクション 「パリが愛した日本人、あなたはフジタを知っていますか?」のキャッチコピーが印象的。フジタとは、1920年代フランス画…
映画「シネマの天使」--映画館でなければ伝わらないものがある
大黒座の閉館に心揺らぐ明日香とアキラだが… (C)2015 シネマの天使製作委員会 大都市圏のおしゃれなショッピングセンターや大型デパートなどが併設されているシネコン(シネマコンプレックス)盛隆の時代…
11月8日号紙面:『心にみことばの処方箋』 樋野興夫氏出版記念講演会 先人の言葉を患者一人ひとりに
2015年11月08日号 2面 がんの診断や治療を行うのではなく、患者さんやご家族と対話して、心に“ことばの処方箋”を出すもの−そんな「がん哲学外来」を全国で行ってきた樋野興夫氏(順天堂大学医学部教授…