アーカイブ: レビュー

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映画「桜桃の味」ーーキアロスタミ監督特集で吟味された傑作たちが醸す人生賛歌

(C)1997 Abbas Kiarostami 日本の撮影クルーと出演者で日本を舞台に撮った「ライク・サムワン・イン・ラブ」が長編作品の遺作になっり、日本の映画ファンからの支持も高かったイランの映画…
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『ゴシック芸術に学ぶ現代の生きかた』近藤存志 『バッハ、神と人のはざまで』鈴木雅明 『テアトロン 社会と演劇をつなぐもの』高山明

自己主張や分断で混迷する現代において、無名の職人に創られた中世ゴシック芸術が教訓となりそうだ。『ゴシック芸術に学ぶ現代の生きかた N・ペヴスナーとA・W・Nピュージンの共通視点に立って』(近藤存志著、…
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聖書全体を解説する10通りの切り口 『聖書が解る10の扉 流れをとらえ、 自分で読み通すために』評・関野祐二

「十弦の琴に合わせて ほめ歌を歌え」(詩33・2b)。このみことばを彷彿(ほうふつ)とさせる書である。十本の弦よろしく、十の扉(鍵語)で聖書全巻の物語に各々分け入り、解説をして、十弦の音色により主への…
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パンデミックの「問い」に向き合えたか 『100年前のパンデミック 日本のキリスト教はスペイン風邪とどう向き合ったか 』評・若井和生

現在のコロナ・パンデミックと私たち信仰者はどう向き合ったらよいのだろうか。その何らかのヒントを100年前のパンデミックから得たい。 そんな思いが、この本には込められています。 今からおよそ100年前の…
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映画「コレクティブ 国家の嘘」ーールーマニア医療界と政治の腐敗を追った衝撃の観察映画

記者会 見で質問するカタリン・トロンタン編集長  ©Alexander Nanau Production, HBO Europe, Samsa Film 2019 2015年、ルーマニアに首都ブカレス…
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映画「MINAMATA ミナマタ」ーー水俣病患者たちの内心に覚醒されたフォトジャーナリスト魂

ユージン・スミスを演じるジョニー・デップ。 (C) 2020 MINAMATA FILM, LLC (C) Larry Horricks 水俣病が公式に確認されたのは1956年。コロナ禍の影響もあって…
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映画「偽りの隣人 ある諜報員の告白」ーー軍事政権から民主化への悲哀を笑い飛ばすような演出

民主派の有力な大統領候補イ・ウィシクの立候補を阻む使命を受けた盗聴チーム長のユ・デグォン (C)2020 LittleBig Pictures All Rights Reserved. 1980年、韓…
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書評『シャローム・ジャスティス』暴力・非暴力の枠組みを超えて

神学 暴力・非暴力の枠組みを超え 聖書神学から捉える「シャローム」 2021年08月22日号 06面   邦訳出版された新刊『シャローム・ジャスティス』は、メノナイトの非暴力・無抵抗主義とい…
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[レビュー]『聖書に聴く「人生の苦難と希望」』『ロヨラの聖イグナチオ自叙伝』『私は、やります!-喜びに満ちた教会のメンバーとなるために』『LAOS 神の民 「神の民」としての教会』

『聖書に聴く「人生の苦難と希望」』(船本弘毅著、教文館、千980円税込、四六判)は2018年に逝去した著者の講演集。前半は旧約の預言書を中心に、後半は新約の福音書、ローマ書などを扱う。各書巻の構成、聖…
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