アーカイブ: レビュー

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【レビュー】『これからを生きるあなたへ 聖書の知恵箴言31日』『「箴言」の読み方命に至る人生の舵取り』『文脈の中のアフォリズム 箴言10―12章の構成の研究』

31章ある旧約聖書の「箴言」は、1か月1日1章ずつ読むことが可能だ。関連書籍が相次いだ。『これからを生きるあなたへ 聖書の知恵箴言31日』(小林よう子著、日本キリスト教団出版局、千320円税込、B5判…
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【レビュー】『日系アメリカ人と日本を助けたフレンド派の人々の記録』『死を意識して生きる希望』『喜びは選ぶもの』『揺るがない平安がここに「世の光」「ライフ・ライン」バイブルメッセージ集』

  戦争中、敵国となった地で日本人移民たちは、苦難と恩恵を経験した。『隣人を愛するということ 日系アメリカ人と日本を助けたフレンド派の人々の記録』(杉村宰著、三月社、2千200円税込、四六判…
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【書評】国策迎合に心を疼(うず)かせるか 『証言・満州キリスト教 開拓村 国策移民迎合の 果てに』評・榎本恵

  本書を今ようやく読み終えた。ページをめくるたびに気持ちが沈み、途中何度も、手が止まる。それは、著者の言うところの〈疚(やま)しさ〉に心が疼(うず)くからだ。もちろん私は、戦後生まれの戦争…
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【イースター特集】イエスの復活は自分に何の関係が? 能登地震も覚え

    日本でも商業的なキャンペーンなどで「イースター」が浸透しつつある。イエス・キリストが死んで復活したお祝い、ということを知っている人もいるだろう。しかしそれを「自分ごと」にするとなると…
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【レビュー】『なぜ子どもは神を信じるのか?』『聖書のお話を子どもたちへ』『「良心」の天路歴程』『苦しむ人・悲しむ人の支えとなるために』『2023ケズィック・コンベンション説教集』

  「子どもに神を信じないようにさせるのは困難」だという。『なぜ子どもは神を信じるのか? 人間の宗教性の心理学的研究』(松島公望監訳、矢吹理恵ほか共訳、教文館、2千970円税込、A5判)の著…
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レビュー

映画「リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング」――終末の神を説き続けたロックンロール創始者

ロックンロール草創期をけん引した当時のへーアスタイルと口ひげも強い影響を与えた (C)2023 Cable News Network, Inc. A Warner Bros. Discovery Co…
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インタビュー

インタビュー:映画「家畜追いの妻 モリー・ジョンソンの伝説」脚本・監督・主演のリア・パーセル

リア・パーセル(右):豪クイーンズランド州出身。ゴア族、グンガリ族、ワカムリ族の血を引く、オーストラリアで最も尊敬・賞賛されているアーティストの 1 人。一般作品、先住民作品を問わず、多くの演劇、テレ…
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【レビュー】『東京都同情塔』『悲劇を越えて』『カルヴァンの救済の神学』『忘れられない仕打ちを赦す』

  「バベルの塔の再現…」。今春の芥川賞受賞作品『東京都同情塔』(九段理江著、新潮社、千870円税込、四六判)は、そう始まる。マイノリティー、ジェンダー…訴える側の切実な声が、受け取る側で律…
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【書評】小さな叫びに応える祈りと行動がある 『小さな命の帰る家』 評・福井生

  本書は読み出したら止まりませんでした。松原さんの小さな命に対する真剣さ、その命を何とかつなげようと、祈りと行動によって奮闘される姿がまるで目の前で見ているかのように文章から伝わり、小さな…
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