アーカイブ: 書籍 - ページ 3
【レビュー】『イノベーションの国イスラエル』『北東アジア・市民社会・キリスト教から観た「平和」』『いのちのバトンをつなぎたい』『ソロモンの花』
戦争が現実にある中、どのように平和をつくるか。紛争のイメージも強いイスラエルは、革新的なテクノロジーを生み出す起業大国でもある。 『イノベーションの国イスラエル 世界を変えた15の物語』(アビ・ヨレシ…
【神学】ビリー・グラハムの政治性 「罪」の神学で国家とどう関わったか
【神学】福音伝道者ビリー・グラハムの政治性研究 評者 村田充八 2022年05月22日号 06面 『ビリー・グラハムと「神の下の国家」アメリカ』 相川裕亮著 新教出版社 2,750円税込 四六判・30…
【神学】『DNAに刻まれた神の言語』 ゲノム研究者によるキリスト教信仰の証詞
福音派では長年、進化論は聖書の創造の記述と相容れないという考えが根強かった。しかし近年のゲノム解析によって進化のメカニズムが解明される中、福音主義・聖書信仰に立って遺伝子研究に取り組む研究者も活躍し…
柏木哲夫著『ホスピス・緩和ケアの こころと実際』評・瀧口俊子
『ホスピス・緩和ケアのこころと実際 スピリチュアルケアの必要性』 柏木哲夫著、いのちのことば社1,980円税込、四六判 最新の精神医学を学ぶためにワシントン大学に留学されて、その3年目に末期患者へのチ…
【書評】社会の「脱人間化」を変革する宗教とは? 渡辺聡著『宗教と社会』
宗教社会学という学問は、社会が宗教を規定することを前提に宗教を客観的に捉えようとする。しかし、キリスト教信仰の立場から見れば、宗教が人を変え社会をも変えると見る。そうした宗教と社会の関係について考察す…
イエスが仕事のパートナー 『福音中心の人生 仕事編─仕事を通して神に仕える!?』
イエスが仕事のパートナー 『福音中心の人生 仕事編─仕事を通して神に仕える!?』 2021年07月11日号 06面 私たちの多くは、仕事はつらい、苦しい、ストレスがたまるものと感じているだろう。だが、…
飯田克弥牧師の新刊 『LIFEBOOK』 聖書を開いて考えてみよう
大阪市北区にある教会 J-House飯田克弥牧師の新刊『LIFEBOOK 人生を考える聖書のトピック50』(いのちのことば社、990円税込)が、好評発売中だ。J-Houseに集うたくさんの若者たちのた…
2021 コロナ禍での夏の読書特集
世界のベストセラーを知っていますか。 今から、30年近く前、仏教の立場で人間の死生観を興味深く描いた永六輔著『大往生』という本がベストセラーとなりました。それを記念してでもないのでしょうが、角川書店の…
“逆境でも燃え尽きない再起力”『牧師のレジリエンス 』書評
【神学】示唆に富む生涯完走の備え 『牧師のレジリエンス 』ジョン・ヒューレット著 評・播義也 2021年06月20日号 02面 本書を読み終わり、コロナ禍において時宜にかなった出版を主に感謝した。 コ…
「神の王国」近代以降の研究史 山口希生著『「神の王国」を求めて』 書評
【神学】「神の王国」近代以降の研究史 『「神の王国」を求めて』山口希生著 評・山﨑ランサム和彦 2021年06月20日号 02面 神の支配を意味する「神の国」から福音を理解する論考への関心が高まってき…