アーカイブ: 神学・牧会 - ページ 2
「分断生まない教会葬を」 葬儀からつながる宣教 清野氏の提言
キリスト教葬儀社の株式会社ライフワ ークス(社長・野田和裕)が行っているオンラインセミナー「キリスト教葬儀の学校」は、6月22日、「葬儀・終活から宣教に繋がる働きを考える会議2024」を、東京・千代田…
《神学・福音と文化》キリスト教信仰とアフリカ伝統宗教のつながりを模索
アフリカの福音主義神学者 クワメ・ベディアコ〈前編〉 1945年、ガーナ生まれ。アクロフィ・クリスタラー神学・宣教・文化研究所(ACI)創設者。著書に『アフリカにおけるイエスと福音:歴史と経験』『神学…
山口氏「信州夏期宣教講座30年」振り返る 日本宣教の根本課題問い続け
今年、30年を迎えた信州夏期宣教講座。7月15日、長野県塩尻市の古民家の会場とオンライン併用で開催された「2024年信州夏期宣教講座エクステンション」(同実行委員会主催)では、山口陽一氏(東京基督教大…
7月21日号1面:日本宣教学会 ヘイスティングス氏講演 「個人的選択の宗教」を超える
日本宣教学会の第18回全国研究発表会が、6月29日、東京・千代田区のイエズス会岐部ホールで行われた。元・東京神学大学教授のトーマス・ジョン・ヘイスティングス氏が、「キリスト教信仰は日本と相容れないのか…
《神学/聖書と歴史》パウロは奴隷だったのか?
パウロは「ヘブル人の中のヘブル人」と自負を持ちつつ、なぜ生まれながらローマ市民権を持っていたのか? そんな疑問に対し、歴史的な背景を根拠に、タルソ出身のパウロが奴隷の家の生まれだったからだと見る説を、…
【レビュー】『教父哲学で読み解くキリスト教』『教父思想入門』『アウグスティヌス「三位一体論」を読む』『ナジアンゾスのグレゴリオスの聖霊論』『聖霊を知る喜び』
「神の子」を古代ではどう考えたか。『教父哲学で読み解くキリスト教 キリスト教の生い立ちをめぐる3つの問い』(土橋茂樹著、教文館、2千640円税込、四六判)は、キリストの呼び名となる、「御言葉」、「子」…
【書評】家族の瓦解という破れ口に、福音を提示する神学的可能性 『神の子とする恵み』評・川村真示
本書のタイトル「神の子とする恵み」には、「神の主権的恩寵」を中心とする著者の神学的スタンスが凝縮されている。「神の子とする」を意味するヒュイオセシアはパウロ書簡に登場する。例えば、よみが…
バルメン宣言から90年 国家主義に抵抗する信仰のあり方とは?
『ナチス第三帝国へのキリスト教的抵抗』 1933年ヒトラーが政権を掌握し、ドイツがナショナリズムに突き進んでいった時代、ドイツ福音主義教会の多くは「ドイツ的キリスト者」を名乗りナチスに追随した。だが、…
福音主義神学会西部 「宗教2世」問題を神学する
吉岡氏と老松氏 日本福音主義神学会西部部会は、2024年度春季研究会議を5月20日、大阪市の大阪聖書学院とオンラインで開催した。テーマは「『伝える喜びと受け継ぐ喜びヘ』“宗教2世"の問題を神学する」。…
福音主義神学会東部「平和」テーマに教会共同体、霊性、公共の視点で
徳田氏と稲垣氏 日本福音主義神学会東部部会は、2024年度春期公開研究会を5月20日、オンラインで実施した。全体テーマは「平和」。キリスト者共同体と霊性という足元の在り方と、世界の在り方を神学的に理解…