アーカイブ: レビュー - ページ 47
[レビュー5]『生きづらさを抱える若者たちと』『無菌室のボーカル』『チャンスをつかみとれ!』『SMILEFULL DAYSⅡ』
『生きづらさを抱える若者たちと 共に暮らし共に生きる若者支援のリアル』(小林献著、K2インターナショナルグループ編、いのちのことば社、千620円税込 B6判)は共同生活を核に若者の自立支援を多方面の事…
[レビュー4]『人生の選択 デーケン少年のナチへの抵抗』
死をタブー視せず学び合う「死生学」を日本に広めたアルフォンス・デーケン宣教師は、少年時代ナチス下のドイツで死と隣り合わせの日々を過ごしていた。妹は4歳でなくなり、友人家族は空襲で死亡。自身も機銃掃射…
[レビュー3]『東北アジア平和共同体構築 のための宗教間対話 「IPCR 国際セミナー 2017」からの提言』
日中韓の諸宗教者が集まり、「東北アジア平和共同体を構築するために克服すべき諸課題」をテーマとして、2017年に韓国で開かれたセミナーを書籍化。日中韓の歴史・政治的な対立も問題にしながら、率直に他国、…
映画「ウトヤ島、7月22日」――キャンプ場襲った銃乱射事件72分間の恐怖をリアルに描く
将来は政治家の道へ進み首相になりたいと夢と希望を抱いてさまキャンプに参加してきたカヤだが… Copyright (C) 2018 Paradox ノルウェーの首都オスロからおよそ40Km、バスターミナ…
[レビュー2]「金銀はない」覚悟・献身・自然体 『あなたを諦めない 自殺救済の現場から』
1979年、白浜バプテスト基督教会の江見太郎牧師は、自殺者の絶えない三段壁に「いのちの電話」の看板を設け、以後20年間の保護件数は672件を数えました。この教会で江見牧師の活動を見ながら育った少年は、…
[レビュー1]読み終えたとき、兄弟姉妹への喜びが心に 『教会に生きる喜び 牧師と信徒のための 教会論入門』
本書は「教会とは何か」という問いを中心に展開され、ともすれば現実と聖書という二元論に引っ張られそうになる者に立ち位置を据え、著者の痛みや経験が分かち合われながら物事を徹底して聖書的に捉え、信仰により希…
映画「サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所」ーー教会のLGBT支援プログラムがモチーフのヒューマンドラマ
自分の性的思考、性自認に悩み、”自分らしく生きる”とはを探し求めるユリシーズだが… (C)2016 Saturday Church Holding LLC ALL rights reserved. 自…
映画「がんになる前に知っておくこと」--“がん=死の病”から“共存できる病”になった
ナビゲーターの女優・鳴神綾香の実感のこもったインタビューは”がん”についての情況とがんを抱えて生きる人たちの”人生の質”を身近に引き寄せてくれる (C)2018 uehara-shouten “がん”…
夢から始まった児童文学賞作品 ドイツ児童文学賞を受賞した童話作家 岩佐めぐみさん
『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』(偕成社、1,080円税込)というお話を読んだことがあるだろうか。退屈なキリンが一度も会ったことのないペンギンと文通を始め、ペンギンとはどんな姿かと想像をたく…
映画「眠る村」--無罪判決から死刑に逆転した“名張毒ぶどう酒事件”の現場と司法の“ムラ”に嘱目
(C)東海テレビ放送 東海テレビのドキュメンタリー「司法シリーズ」の始まりは、1987年(昭和62)6月放送の「証言~調査報道・名張毒ぶどう酒事件~」という。三重県と奈良県の県境をまたぐ葛尾(くずお)…