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映画「島守の塔」――“鉄の暴風”の沖縄戦末期に住民避難を貫徹した人々
県庁に赴任の挨拶をする島田叡(中央)。荒井警察部長(右)と県知事付きの職員・比嘉凛。 (C)2022 映画「島守の塔」製作委員会 第二次世界大戦時、唯一の地上戦が展開された沖縄。日本はポツダム宣言を受…
【神学】環境破壊=キリスト教起源論への答え ボウカム『聖書とエコロジー』評 横田法路
リチャード・ボウカム著『聖書とエコロジー』 山口希生訳 四六判・364頁 いのちのことば社 定価2,420円(税込) 地球温暖化や海洋汚染、生態系の破壊など、地球環境が危機…
映画「PLAN 75」――安楽死促進を法制化、近未来像から問いかける“生きる尊厳”
夫は他界、子どものいない独り暮らしの角谷ミチ。 (C)2022「PLAN75」製作委員会 / Urban Factory / Fusee 2025年には国民の5人に1人が75歳以上になると予測されてい…
【レビュー】『イノベーションの国イスラエル』『北東アジア・市民社会・キリスト教から観た「平和」』『いのちのバトンをつなぎたい』『ソロモンの花』
戦争が現実にある中、どのように平和をつくるか。紛争のイメージも強いイスラエルは、革新的なテクノロジーを生み出す起業大国でもある。 『イノベーションの国イスラエル 世界を変えた15の物語』(アビ・ヨレシ…
インタビュー:チュ・サンミ監督――映画「ポーランドに行った子どもたち」の“愛と信仰”の軌跡
チュ・サンミ監督プロフィール: 父は著名な演劇俳優の故チュ・ソンウン、兄のチュ・サンロクも俳優という演劇ファミリー。大学4年のとき劇団ムチョンの「ロリータ」(1994年)で演劇デビュー。映画デビューは…
【書評】「神学をする」ことは聖化につながる 『自分を知り、神を知る 聖書理解を助ける6つの鍵』 評・羽鳥頼和
自由ケ丘キリスト教会の教会学校では、日曜のクラスで、「成長」を用い、平日の子ども祈祷会では、鞭木由行著『はじめての信仰問答 キリスト教がよくわかる』(いのちのことば社)を用いています。聖書の物語と信仰…
【書評】”うめき”と”可能性”共に歩みたい「この道」 『フクシマから福島への道』評・若井和生
東日本大震災での原発事故を経て、福島が「フクシマ」とカタカナ表記されたことに、戸惑いと悲しみを覚えた多くの方々がおられたと思います。『フクシマから福島への道』というタイトルに込められているのは、「かつ…
映画「三姉妹」――「お父さん、謝ってよ…ジンソプに! 私たちに!…」
心の奥に隠し続けていた想いを、父親にぶつけるミヨン (C) 2020 Studio Up. All rights reserved. ソウルで暮らす三人の姉妹の物語。海辺の町にある実家には、両親と末の…
【神学】ビリー・グラハムの政治性 「罪」の神学で国家とどう関わったか
【神学】福音伝道者ビリー・グラハムの政治性研究 評者 村田充八 2022年05月22日号 06面 『ビリー・グラハムと「神の下の国家」アメリカ』 相川裕亮著 新教出版社 2,750円税込 四六判・30…
映画「ポーランドへ行った子どもたち」――朝鮮戦争孤児たち1500人を愛した村民たちの記録
北朝鮮から東欧ポーランドへ移送された朝鮮戦争孤児の歩みを追ったチュ・サンミ監督(右)と脱北者大学生のイ・ソン。 ©2016. The Children Gone To Poland. 第2次世界大戦後…