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[レビュー3]『日本で生きるクルド人』『その虐殺は皆で見なかったことにした』『まんが クラスメイトは外国人』『コンヴァージェンス・カルチャー』
入管法の改正が先送りされたが、日本における難民問題は深刻だ。埼玉県川口市、蕨市周辺には約2千人のクルド人が故郷を逃れて暮らす。だが誰一人難民認定されていない。『日本で生きるクルド人』(鴇沢哲雄著、ぶな…
[レビュー2]共感と対話でのりこえる─現代の紛争と断絶─ 『いのちにつながるコミュニケーション』評・比企敦子
本書は職種や背景の異なる6人のキリスト者による「非暴力トレーニング」であると共に、様々な問題への新たな視点や向き合い方が示されます。冒頭の「日常のコミュニケーション」に登場する出来事は、教会・家庭・職…
[レビュー1]厳格な神学こそ、自信をもって懐開ける 『改革教会の伝統と将来』評・青木義紀
改革派を誤解している人は多い。厳格な神学に拠って立つ閉鎖性と排他性を特徴とする教条主義のように捉えられている。 確かに厳格な神学に立つ。しかしそれが必ずしも閉鎖性や排他性を生み出すわけではない。それが…
映画「アジアの天使」ーー固定観念と言葉の壁を超えて芽生える“愛”への繋がり
ひょんな出会いでソウルから江陵(カンヌン)へ同行することになった剛とソル(中央)ら二つの家族 (C)2021 The Asian Angel Film Partners 政治の舞台では最も冷え切ってい…
大阪で創刊50周年記念礼拝・聖書セミナー 関西発の躍動的宣教伝え 50周年記念記事から⑳
大阪で創刊50周年記念礼拝・聖書セミナー 関西発の躍動的宣教伝え 2017年創刊50周年記念関連記事を再掲します。 バックナンバーはこちら→① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮…
“逆境でも燃え尽きない再起力”『牧師のレジリエンス 』書評
【神学】示唆に富む生涯完走の備え 『牧師のレジリエンス 』ジョン・ヒューレット著 評・播義也 2021年06月20日号 02面 本書を読み終わり、コロナ禍において時宜にかなった出版を主に感謝した。 コ…
「神の王国」近代以降の研究史 山口希生著『「神の王国」を求めて』 書評
【神学】「神の王国」近代以降の研究史 『「神の王国」を求めて』山口希生著 評・山﨑ランサム和彦 2021年06月20日号 02面 神の支配を意味する「神の国」から福音を理解する論考への関心が高まってき…
読者、関係者の声 50周年記念記事から⑲
創刊50周年特集/読者、関係者の声 2017年創刊50周年記念関連記事を再掲します。 バックナンバーはこちら→① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ 東京・千代田区神…
「少数者の声」「書き手発掘」シンポ登壇者から 50周年記念連載⑱
討論を終えて 登壇者より 50周年記念シンポ 2017年創刊50周年記念関連記事を再掲します。 バックナンバーはこちら→① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ 少数者の…
映画「ジャーニー 太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語」ーームハンマドの生誕地メッカにまつわる物語
アブラハ軍の侵攻に立ち向かうアウス (C)2021 マンガプロダクションズ 日本の東映アニメーションとサウジアラビアのアニメ制作会社マンガプロダクションズが共同で手がけた、初の日本=サウジアラビア合作…