「創造の季節」全世界で始まる 地球危機に祈りと行動呼びかけ
地球危機に祈りと行動呼びかけ 「創造の季節」全世界で始まる
気候温暖化、森林破壊、海洋汚染、感染病のまん延…環境にまつわる世界大の問題に若者たちが中心となって取り組んでいる。
キリスト教会でも、聖書と祈りを土台に、環境問題への警鐘を鳴らす全世界規模のキャンペーン「創造の季節」（Season of Creation、https://seasonofcreation.org/）が９月１日から始まった。今年のテーマは「地球のためのヨベル」。カトリック、正教会、世界教会協議会、世界福音同盟、ローザンヌ運動などが協力し、１０月４日まで続く。
初日は、青年たちが中心に、聖書朗読や祈り、賛美を中心としたイベントがオンラインで開催された。アフリカのリズムカルな音楽に合わせ、創造への感謝と喜びが表現され、生き生きとした雰囲気で展開。アジア、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパなど世界各地の若者が交代で朗読や祈りを担当し、英語のスライドを表示しつつ、それぞれの言語で話した。新型コロナウイルスについても言及された。
またテーマ「地球のためのヨベル」についてや、自然環境保護、地域社会とのかかわり、新型コロナウイルス感染拡大防止対策などの取り組みが報告された。
２日は午後４時（マニラ時間午後３時）からアジア・太平洋地域が主催して、各教派の代表が対話するウェビナーが開催される。
ホームページには、テーマの開設や祈祷文、聖書朗読の資料などがあり、フェイスブックなどSNSでも随時情報を発信している。
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