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【書評】無自覚な日本的福音理解を揺さぶる対話 評・朝岡勝『私の救い、 私たちの希望 ボッシュ「宣教のパラダイム転換」を被災の地で読む』評 朝岡勝

  牧師、神学者、オーガナイザー、プロデューサー等々いくつもの顔を持ちながら、いつも飄々(ひょうひょう)とした雰囲気と軽快なフットワークで日本のキリスト教界のエキュメニズム(カトリック教会と…
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《神学/性的少数者と聖書》LGBTQという性のあり方を聖書から肯定する

書評 久保木 聡 性的マイノリティ(少数者)のクリスチャンが、「同性愛は罪」とする教会の伝統的な解釈に苦しんでいる。同性との性行為や同性婚を肯定するか否定するかは、従来リベラル対保守の図式で捉えられが…
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レビュー

映画「アイミタガイ」――あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい

子どものころ両親の離婚がトラウマになり結婚願望を持てない梓(黒木 華)。(C)2024「アイミタガイ」製作委員会 主人公・秋村 梓(黒木 華)と恋人・小山澄人(中村 蒼)、父方の祖母・綾子(風吹ジュン…
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【レビュー】『ハドソン・テーラー』『幸せのかたち』『苦しみの意味』『牧師夫妻のがんばらない「恵老」生活』『老いと信仰』

「大宣教命令」を真っすぐに受けて未伝道地へ向かった19世紀の宣教師たち。その筆頭に上がる人物を絵本で分かりやすく伝えるのが『不可能からの出発ハドソン・テーラー 中国にキリストの愛を伝えた宣教師』(ジョ…
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【書評】こんな場=教会が地域にあったらいいな 『バザールカフェ ばらばらだけど共に生きる場をつくる』評・佐々木炎

  本書は、バザールカフェという場の魅力を多角的に紹介する本となっています。バザールカフェとは、京都にある元宣教師館を改装したカフェを中心にした多様な活動の集合体です。そうした「場」の力とそ…
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レビュー

映画「私は憎まない~平和と人間の尊厳を追求するガザ出身医師の誓い~」

ガザとイスラエルの病院で働き、憎しみを超えて和解の架け橋めざすイゼルディン・アブラエーシュ医師(C)Famille Abuelaish ユダヤ教の祝日に当たる2023年10月7日早朝、バレスチナのガザ…
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【レビュー】『キリスト教会2000年』『増補改訂版 日本キリスト教宣教史』『アメリカ聖公会の歴史』『カナダ合同教会 日本での百年』

教理史の専門家である著者が、各世紀を物語のように生き生きと語る。『キリスト教会2000年 世紀別に見る教会のイメージ』(丸山忠孝著、いのちのことば社、2千90円税込、四六判)は教会史の中で「弱さが強さ…
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【書評】後悔と自責―先に悩んだ者からの慰め 『月曜日の復活 』評・加藤満

  毎週、教会に来てくださる書店員の方が私に勧めてくださった。「先生にぴったりな本ですよ」と。立ち読みをしながら、何だか手元に置いておかなければならない本のような気がした。買ってその日のうち…
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インタビュー

インタビュー:カン・ジェギュ監督_果たせなかった夢を追い続けた映画「ボストン1947」

カン・ジェギュ監督:1996年に「銀杏(いちょう)のベッド」で映画監督デビュー。以後、公開当時630万人の観客を動員し日本に韓流ブームの契機となった「シュリ」(99年)や、1000万人観客動員の「ブラ…
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