アーカイブ: レビュー - ページ 39
レビュー4 絵本・漫画
「たいせつなきみストーリーブック」(マックス・ルケード著、松波史子訳、いのちのことば社・フォレストブックス、A5変)では、小人のウィミックとつくり主のエリ、ゆかいな仲間たちでおりなされる「たいせつなき…
レビュー3 『詩篇とともに歩む日々 160の祈りと霊想』
詩篇には全篇に魚と猫(さ・か・な・と・ね・こ)が満ちていると言う。「賛美」「感謝」「嘆き」「とりなし」「願い」「告白」だ。著者はこの魚と猫に満ちた150篇ある詩篇一篇一篇を丁寧に読み解き、見開き2頁…
レビュー2 『人の霊のいやし』ルース・ホーキー
本書は体、魂、霊の中の「霊」の部分、すなわち人の霊が持つ機能について、その霊がいかにダメージを受けるのか、どのようにして癒されるのか、について説明する。 1章から4章までは、人の霊の起源と性質、聖…
レビュー1 クリスマス絵本
『ほしをみつめて三人の王さまのたび』(エリッヒ・ジョース文、マレン・ブリスバルター画、女子パウロ会訳・出版、千320円税込、29・5×22・5 cm )は、ドイツにあるシュテルン・ジンゲン(「ほしはう…
12月22・29日号紙面:楽しく読めて聖書が伝わる 聖書ファンタジー『イスルイン物語』
楽しく読めて聖書が伝わる 聖書ファンタジー『イスルイン物語』 2019年12月22・29日号 24面 2018年11月に出版された、聖書を題材にしたファンタジー小説『イスルイン物語─預言されし王─』(…
映画「家族を想うとき」ーー現代の“労働搾取”社会に巻き込まれていく家族の物語
(C)Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation,…
映画「種をまく人」ーー少女の罪と罰からあぶりだされる人間の心奥に潜む偽善と欺瞞性
知恵役を演じた竹中涼乃は撮影当時11歳。きょうだい児の葛藤と罪と悔悟に揺れ動く複雑な内面性を見事に演じている。 (C)ヴィンセントフィルム 本作のタイトルは、ヴィンセント・フォン・ゴッホの苦難の生涯と…
[レビュー3]信仰告白の重要性を現代に問う書 『キリスト教の“はじまり” 古代教会史入門』
本書は文字通り「古代教会史入門」の書であるが、多数の写真や図が盛り込まれ、大変、興味深く読み進められる構成になっている。「当時のシナゴーグの図」(31頁)や、十字の形をした発掘された東方教会の洗礼槽…
[レビュー1]教皇フランシスコと禁教下最後の宣教師シドティ
教皇フランシスコの来日に注目が集まった。環境問題、貧困格差、武器輸出、生命、家族倫理。特に日本に関わる所では核廃絶など社会的な問題についての積極的な発言や行動をすることでも知られている。今年は同じフ…
映画「テルアビブ・オン・ファイア」サメフ・ゾアビ監督に聞くーーコメディタッチでパレスチナ問題描く
サラーム(左)の脚本にいろいろ注文を付けてくるアッシ。 (C)Samsa Film - TS Productions - Lama Films - Films From There - Artemis…