アーカイブ: レビュー - ページ 50
クリスマス特別号紙面:聖書・祈り『福音主義聖書論』『古代ギリシア教父の霊性』『放蕩の子どものための祈り』『主イエスの語りかけに聴く366日』『21人の希望のドキュメント』
『福音主義聖書論— あなたのみことばは真理です』 山口勝政著、ヨベル、千404円税込、四六判 ウェストミンスター神学校の神学論争を目撃した著者による無誤性擁護論。地方伝道を重視する著者は「神学的妥協…
映画「いつか家族に」ーー血の繋がらない子を大量の売血で救おうとした男の心情
美しいオンナンに一目ぼれしたサムグァンは猛アタックで結婚したのだが… (C)2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & DHUTA. All Rights Reserved…
12月23・30日号紙面:歴史的探求でイエスが見えてくる 『イエスの挑戦』N・T・ライト著
歴史を通して現されていく主の偉大な計画。 私たちはその一端をどう担うのか。「リベラル」や「福音派」などのラベルをいったん脇に置いて、現代を生きるクリスチャンとしての使命や霊的成長を土台から再考できる1…
12月23・30日号紙面:どこまでもどこまでも追い続ける眼差し 『初代教会と現代 』 湊晶子著
まず、「まえがき」から圧倒された。 生きた文字、歴史を伝える文字、その選びぬかれた文字たちの厚みと重み、動乱の時代を生き抜いた一人の勇敢な女性の闘いと証しである。 私は個人的にも湊晶子先生と親しく…
12月23・30日号紙面:離婚経験者への積極的支援の道を切り拓く一冊 『離婚から立ち直る 心の傷と痛みからの解放』エリック・カステンスキールド著
著者は、英国をはじめ何か国かで離婚からの立ち直りをサポートしてきた人物で、自身も離婚経験を持つ。そして、本著は離婚からの回復のための具体的かつ実践的な方法を手引するものである。 同著において「ありそ…
12月23・30日号紙面:クリスマス絵本など
『はじめてのクリスマス』(マリア・ゾーベル=ノーラン文、マルタ・アルバレス・ミゲンズ絵、CS成長センター訳、いのちのことば社、842円税込、16×15㎝)は各頁の形が違い体感的に楽しめる。 『ちびっこ…
誰のいのちも諦めない 南紀白浜・三段壁 「いのちの電話」引き継ぎ20年 藤藪牧師
「誰も必要としてくれない」「生きていてもしょうがない」「助けてください……」─電話の向こうから悲痛な叫びが聞こえる。風光明媚(めいび)な観光名所、南紀白浜の三段壁。美しい断崖は自殺の名所としても知ら…
読み逃しある? 一挙95冊 キリスト教関連書2018
クリスチャン新聞レビュー面では、毎月、時事や宣教動向に絡めて注目のキリスト教(関連)書籍を紹介しました。 2018年が閉じようとし、来年へのビジョンを考えるこの時期。 一挙リストアップしました。 ○気…
映画「マイ・サンシャイン」ーー恐怖心と絶望感が絡み合う人種間の暴動の芽生えを見つめて
若々しくもパワフルにミリーとオビーを演じるヘル・ベリーとダニエル・クレイグ (C)2017 CC CINEMA INTERNATIONAL–SCOPE PICTURES–FRANCE 2 CINEMA…
映画「葡萄畑に帰ろう」――故郷・家・家庭、喪失しつつある帰れる居場所がある幸福感
ギオルギの再婚を盛大に祝う故郷の人々 本作の原題は“The Chair”。多くの政治家が、権力・地位の象徴=椅子を欲する権力社会の姿をユーモアと風刺味たっぷりに描いた寓話的作品。物語の本筋は、地位=椅…