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【書評】「父」との対話、やさしい神学と実践で 評・飯田岳 『三位一体の神と語らう 祈りの作法』

  本書は祈りについての本である。全編が平易な日本語で読みやすく、信仰の年限に関わらず対象を広く設定しているが、それにも関わらず込められている神学思想には奥行きがある。 著者が神学校で講じた…
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映画「港に灯がともる」――自分の“生きやすさ”を見つける心の旅

阪神淡路大震災の翌月に生まれた在日コリアン三世の灯(あかり)。出自のことや震災後のことなどいろいろな重荷に心が苛まれていく… (C)Minato Studio 2025 1995年1月17日早朝に発生…
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クリスマスをサックスの響きで 安武玄晃アルバム発売ライブ

演奏する安武さん(中央)とサムエルさん(右)   暗闇から光へ。情感をゆるやかに表現するサックスの音色がクリスマスのストーリーと響き合う。 サックス奏者安武玄晃のアルバム「Christmas…
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【レビュー】『めくってたのしいしかけえほん』『さわってみよう!』『やってみよう!ブック』『くまさんきかせて』『名作 クリスマス童話集』『クリスマスの黙想24』『メリー・クリスマス・トゥ・ユー!3 』

  子どもも大人も楽しくクリスマスを理解できる様々な本が刊行された。 小さな子向けには、体感型がいい。『めくってたのしいしかけえほん クリスマス』(ロザリンデ・ボンネット絵、カシア・ドゥジウ…
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【書評】「閉塞」にもがく教会に聖霊の回復の後押し 『メソジスト入門 -ウェスレーから 現代まで-』評・坂本誠

  この著書は、ジョン・ウェスレーとメソジストの関係から始め、現代のメソジストの抱える問題、そして未来予想図に至るまで、最新の研究と共に、わかりやすく整理されて展開されている著書です。エイブ…
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【レビュー】『次世代創造に挑む宗教青年』『心折れる日を越え、明日を呼び寄せる』『差別する宗教』

  コミュニティー崩壊、担い手不足、は地方の抱える課題だが、既存の宗教団体の課題でもある。『次世代創造に挑む宗教青年 地域振興と信仰継承をめぐって』(川又俊則・郭育仁編、ナカニシヤ出版、2千…
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【書評】無自覚な日本的福音理解を揺さぶる対話 評・朝岡勝『私の救い、 私たちの希望 ボッシュ「宣教のパラダイム転換」を被災の地で読む』評 朝岡勝

  牧師、神学者、オーガナイザー、プロデューサー等々いくつもの顔を持ちながら、いつも飄々(ひょうひょう)とした雰囲気と軽快なフットワークで日本のキリスト教界のエキュメニズム(カトリック教会と…
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《神学/性的少数者と聖書》LGBTQという性のあり方を聖書から肯定する

書評 久保木 聡 性的マイノリティ(少数者)のクリスチャンが、「同性愛は罪」とする教会の伝統的な解釈に苦しんでいる。同性との性行為や同性婚を肯定するか否定するかは、従来リベラル対保守の図式で捉えられが…
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映画「アイミタガイ」――あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい

子どものころ両親の離婚がトラウマになり結婚願望を持てない梓(黒木 華)。(C)2024「アイミタガイ」製作委員会 主人公・秋村 梓(黒木 華)と恋人・小山澄人(中村 蒼)、父方の祖母・綾子(風吹ジュン…
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