アーカイブ: レビュー - ページ 37
[レビュー1]「助け」がなければ人は生きられない 奥田知志『いつか笑える日が来る 我、汝らを孤児とはせず』 評・木原活信=同志社大学教授
著者の奥田知志牧師は、日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会牧師、またNPO法人抱樸で活躍され、ホームレス支援の実践が評価され賀川豊彦賞、糸賀一雄記念賞を受賞されるなど、今、福祉界で最も注目されている…
映画「君の誕生日」--人生の深い悲しみと苦渋に寄り添うとき
セウォル号沈没事故の犠牲になったスホ(左から2人目)の家族 (C)2019 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & NOWFILM & REDPETER FILM &am…
5月3日号紙面:【憲法特集】抵抗権、人権深めれば対話生む 森島豊著『抵抗権と人権の思想史 欧米型と天皇型の攻防』 評 上中栄=日本ホーリネス教団旗の台教会牧師
抵抗権、人権深めれば対話生む 森島豊著『抵抗権と人権の思想史 欧米型と天皇型の攻防』 評 上中栄=日本ホーリネス教団旗の台教会牧師 2020年05月03日号 04面 『抵抗権と人権の思想史 欧米型と天…
5月3日号紙面:【憲法特集】学校、哲学、改革長老派神学、教育史の視点 問題は深刻化している 信州夏期宣教講座編『天皇制と平和憲法』 評 袴田康裕=神戸改革派神学校教授
学校、哲学、改革長老派神学、教育史の視点 問題は深刻化している 信州夏期宣教講座編『天皇制と平和憲法』 評 袴田康裕=神戸改革派神学校教授 『天皇制と平和憲法』信州夏期宣教講座編 岡田明・福嶋揚・瀧浦…
5月3日号紙面:【憲法特集】戦中教会の尋問書、宗教統制を読み解く 国家の論理に回収される道筋 評・吉馴明子=恵泉女学園大学名誉教授
戦中教会の尋問書、宗教統制を読み解く 国家の論理に回収される道筋 評・吉馴明子=恵泉女学園大学名誉教授 2020年05月03日号 04面 『知られなかった信仰者たち 耶蘇基督之新約教会への弾圧と寺尾喜…
映画「恐竜が教えてくれたこと」ーーリゾートで出会ったミステリアスな少女と7日間の人生探し
ちょっと年上のテス(右)と知り合い、彼女の秘密に振り回されていくサム (C)2019 BIND & Willink / Ostlicht Filmproduktion GmbH ちょっと小賢し…
[レビュー4]『SMILEFULL DAYSⅢ今日を、せいいっぱい生きるための12の物語』『仕事と聖書: 元銀行マン牧師の社会に影響を与える1%のクリスチャンになる方法』
新学期、新社会人の季節だ。現役高校宗教主事による人気シリーズの3作目、『SMILEFULL DAYSⅢ今日を、せいいっぱい生きるための12の物語』(沖崎学、いのちのことば社、千430円税込、B6変)で…
[レビュー2]虐待のメカニズムと解放のための方策 『「信仰」という名の虐待からの解放 霊的・精神的なパワーハラスメントにどう対応するか』
本書の前身となる『「信仰」という名の虐待』(いのちのことば社、2002)の出版時、筆者や出版社の元には「『信仰』という名のもとに虐待を受けた人たち」から感謝の言葉が届いたそうだ。それは、本書が指摘す…
[レビュー1]「国家」「公共」「グローバル」を超える 『政治神学の想像力 政治的実践としての典礼 のために』
ウィリアム・キャヴィノー(デ・ポール大学教授、1962〜)は、ハワーワスの影響を受けたカトリックのキリスト教社会倫理学者である。 本書は3部から成っている。第1部は国家の神話を扱う。「想像の共同体…
映画「プラド美術館 驚異のコレクション」ーースペイン王室の審美眼が世界の人々に遺した美の殿堂
ティントレットの「弟子たちの足を洗うキリスト」の前に立つ案内役のジェレミー・アイアンズ (C)2019 - 3D Produzioni and Nexo Digital - All rights re…