アーカイブ: レビュー - ページ 7
【書評】「福音の剛速球」を全存在で受け止める釈義 『第一ペトロ書を読む 釈義と説教』評・大頭眞一
降参した。 実は数年前から、礼拝では福音書しか説教しないと決めていた。それには理由がある。 ①福音書は、神と共に歩く歩き方を語る。そこから逸脱したときのために、書簡がある。ぼくはそう理解…
映画「ロスト・キング 500年越しの運命」――もう簒奪者ではない 実録リチャード三世の名誉回復
リチャード三世に恋したかのように輝いていくフィリッパ・ラングレー(サリー・ホーキンス) (C)PATHE PRODUCTIONS LIMITED AND BRITISH BROADCASTING CO…
映画「ファッション・リイマジン」――サステナブルなファッション拓く新星デザイナーの旅路
‟ファッションを楽しみながら持続可能な未来を創る” ファッション界では相容れない二つの思考を両立させたいと提唱するサステナブル・ファッションのリーダー的デザイナーのエミリー・パウエル (C)2022…
【特集】「自分たちだけが平和」はありえない 書評『非暴力による平和創造 ―ウクライナ侵攻と日本国憲法―』
『非暴力による平和創造 ―ウクライナ侵攻と日本国憲法―』 木村公一 著 四六判・128頁 いのちのことば社 定価1,210円(税込) 戦場を歩き、平和を考える。『非暴力による平和創造−ウクライナ侵攻…
【特集】十戒は〝平和の約束〟子どもと大人に贈る絵本『うけとろう へいわ』
「十戒」は「平和の約束」、「愛の掟」。長年幼稚園教育、教会学校教育にたずさわり、戦争体験もある著者が、平和を求めてたどり着いた「十戒」から、絵本が生まれた。『うけとろう へいわ こどもとおとなにおくる…
映画「アウシュヴィッツの生還者」――愛する女性の生存を信じ戦い続けたユダヤ人プロボクサー
ハリー・ハフト役のベン・フォスターは自身の体重を28Kgも減量し、ホロコースト生還者たちの証言に聞き真摯に役作りした。その演技からは、生きることの意味と情熱が伝わってくる。 (c)2022 HEAVY…
【レビュー】『病院の子どもたちと過ごす日々』『霊的形成における「みことば」の力』『魂の変革を求めて』『ハーマンにおける言葉と身体』『いのちと霊性』
心と身体と魂に目を向けたい。 『神さま、なんで?病院の子どもたちと過ごす日々』(久保のどか著、いのちのことば社、千320円税込、B6判)の著者は、症状の悪化、治療のストレスで「祈っても変わらない」とい…
インタビュー:映画「星くずの片隅で」ラム・サム監督――利害関係を超えた先に純粋な愛は存在する
ラム・サム(林森 LAM Sum)監督: 1985年生まれ。香港演芸学院電影電視学院演出学科卒業。短編映画やドキュメンタリー映画の制作のほか、映画制作の講師としても活動。代表作に短編『oasis』(2…
映画「星くずの片隅で」――どんな情況に陥っても他者を信頼し合える出会いを謳う応援歌
シングルマザーのキャンディにまともに生きてほしいと手を差し伸べるザクだが… (C) mm2 Studios Hong Kong 今年5月に新型コロナウィルスの感染法上の位置づけが季節性インフルエンザな…
山口氏『近代日本のクリスチャン経営者たち』出版記念特別講演会&ビジネスパーソン交流会
山口氏 ビジネス交流会の様子 近代日本をけん引した企業家の中に多くのクリスチャンがいた。山口陽一氏(東京基督教大学[TCU]学長)著、『近代日本のクリスチャン経営者たち』(…