アーカイブ: レビュー - ページ 2

レビュー

映画「わすれな草」――母の記憶から消えゆく人生と時代への追憶と敬慕

夫のことも認識できなくなってきたグレーテルだが、マルテは寄り添い、”愛”を言葉で表現できるようになっていく (C)Lichtblick Media GmbH 認知症は、家族にとってなんとも切なくつらい思いにさせられる病だ。長年連れ添った伴侶や親の記憶から自分の消されていく喪失感は耐えがたく、介護の世話も重荷になりかねな…
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[レビュー]N.T.ライト、放送、日本国、詩人、賛美歌、海嶺、遺産

4月23日号レビュー面は、ライト、放送、日本国、詩人、賛美歌、海嶺、遺産についての書籍を集めました。 ○この世界に神の国を建設する王 評・岩上敬人=イムマヌエル武蔵村山田園キリスト教会牧師 『シンプリー・ジーザス』 N・T・ライト著 山口希生・山口秀生訳 あめんどう ○「王なるイエスの福音」に焦点 評・山口希生=日本同…
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映画「午後8時の訪問者」――良心の呵責から解き放つ真実の光と温もり

(c) LES FILMS DU FLEUVE - ARCHIPEL 35 - SAVAGE FILM - FRANCE 2 CINEMA - VOO et Be tv - RTBF (Television belge) 法律に触れるような過失ではないが、あえて無作為の判断をしたことで一人の少女が事故死か事件に巻き込ま…
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映画、アニメ、紙芝居で映画、「復活」を伝える

いのちのことば社は、イースターに向けた関連商品による、伝道用、映画・アニメの上映会、紙芝居集会を提案している。  第1案は映画「復活」DVD上映会。同作品はキリストの復活を目撃した古代ローマの司令官の葛藤と戦いを描く作品。集会での利用料金は無料、有料公開で異なる。無料公開では、1回50人まで3万円、100人までは7万円…
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映画「ぼくと魔法の言葉たち」--自閉症の子が言葉を取り戻させた家族の愛とアートの力

(C)2016 A&E Television Networks, LLC. All Rights Reserved. 2月27日に授賞式が開催された第89回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネート作品。2歳のときに突然言葉を失ってしまい自閉症の障害を背負ったオーウェンが、ディズニーのアニメ映画の物語と家族の…
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映画「ムーンライト」--性的マイノリティを超えて迫る人間の価値観への問いかけ

黒人の貧困層では泳ぎ方を教えられない子が多い。フアンはシャロンに泳ぎを教えるように生きていく術も丁寧に教えていく (C)2016 A24 Distribution, LLC 2月26日に授賞式が行われた第89回アカデミー賞で、初めて作品賞を獲得したLGBT映画(レズ、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーたちを 主…
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[レビュー]沈黙、改革、中国、夫婦、離別、復活

3月26日号レビュー面では、 沈黙、教会改革、アジア、中国、夫婦、復活に関する書籍、関連催しを紹介します。 ○日本人のトラウマと隠された信仰 評・大和昌平=東京基督教大学神学部教授 『沈黙と美―遠藤周作・トラウマ・踏絵文化―』 マコト・フジムラ著、篠儀直子訳 晶文社 ○当事者意識をもった共同体へ 評・重田稔仁=上野の森…
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映画「モン・ロア 愛を巡るそれぞれの理由」--“私の王様”を受け入れた女のリアルな愛憎劇

女性弁護士トニーは学生時代に憧れていたジョルジオに惹かれていくが… (C)2015 / LES PRODUCTIONS DU TRESOR - STUDIOCANAL “人がひとりでいるのは良くない。わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう。”(聖書:創世記2章)とは、結婚が本来は“互いにふわわしく”助う対等な…
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映画「世界でいちばん美しい村」――ネパール大地震後を素朴な山岳信仰で生きる村人たち

(C) Bon Ishikawa 2015年4月25日、首都カトマンズの北西77Kmほどの山岳地帯を震源に発生したネパール大地震。地震の規模はマグネチュードと推定され、カトマンズや周辺集落の多くが壊滅し死者9000人ともいわれる。日本人写真家の石川梵は震災発生の3日後、ジャーナリストとして初めて震源地・ラプラック村に現…
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その他

3月19日号紙面:原作と映画で問う3つの「沈黙」 青木保憲 『沈黙』を現代の日本人キリスト教徒の視点から解釈する キリスト教は日本に根付かないか和服に仕立て直そうとした遠藤

2017年03月19日号 6面 遠藤周作の名作『沈黙』を、巨匠マーチン・スコセッシ監督が映画化して話題を呼んでいる。原作者が『沈黙』発刊当時に講演で語った言葉や、スコセッシの映像、1971年版の篠田正浩版『沈黙』のラストシーンなどから、大きく3つの「沈黙」を取り上げてみたい。
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