アーカイブ: コラム
《連載》恵みの出会い③ 柏木哲夫 日野原重明先生 ―挑戦の人生を歩まれた医師―
2003年の第5回アジア太平洋ホスピス大会で。日野原氏(右)と筆者 聖路加国際病院名誉院長、そのほか多くの肩書きを持ち、文化勲章受賞者でもある日野原重明先生は、2017年、105歳で逝去…
《連載》西の窓 第9回 池田基宣牧師 生涯の宝を神学校時代に得て
鹿児島県・種子島で生まれ育った私は、高校を卒業して大阪聖書学院に入学しました。私にとって、大阪はまさに異文化世界でした。「自分(大阪では相手のことをそう呼ぶ)なにしてるん?」と言われ意味が分からず、ゴ…
新紙面【東海だより】連載 東海の風 第1回 秋山直光 〝谷間〟だからこそ育つ仲間、協力がある
〝東海〟といえば、2023年、岐阜市の長良川国際会議場で開催された第七回日本伝道会議(JCE7)は、開催都市名を名乗らず「東海」と冠して行われた。 古代日本の行政区域・畿内七道の一つ「東海道」がその由…
【関西だより】《西の窓から》第2回 大嶋博道
わたしたちも数は多いが、キリストに結ばれて一つの体を形づくっており、各自は互いに部分なのです。(ローマ12・5 新共同訳) 未曾有のコロナ禍の終息が見え始めた今、個々の教会の伝道・牧会の働きも、地域…
【関西だより】《西の窓から》第1回 小平牧生
日本各地、様々な特色ある宣教が実践されているが、その大きな方針は、教団教派や団体の本部が集まる東京でなされがちだ。日本各地域の中で、関西は、一つの大きなまとまりとして、様々な交流や取り組みが盛んになさ…
【連載】教会実務を考える⑰ 宣教活動と社会貢献活動
河野 優 石神井福音教会協力教師 前日本同盟基督教団法人事務主事 その「信仰的な意味」を説明できるように 近年、教会では様々な活動がなされている。子ども食堂、オープンカフェ(地域交流、介護、居場所づく…
【連載】世の目人の目聖書の目ー世相を読む⑭ 現代はカルト化が起きやすい時代
碓井 真史 新潟青陵大学大学院教授/心理学者 私たちには自由が与えられている。法的に信教の自由も与えられている。子どもたちは、暴力から守られ、能力を伸ばして育ち、衣食住や医療が与えられ生きる権利を持っ…
《連載》世の目人の目聖書の目ー世相を読む⑫ 事故、虐待、カルト化は焦りから
碓井 真史 新潟青陵大学大学院教授/心理学者 事故は焦りと疲れの中で発生する。24時間稼働の病院や工場では、疲れがたまる明け方前の事故が多い。航空機事故や列車事故の多くは、運行に遅れが出ている中で起き…
【連載】世の目人の目聖書の目ー世相を読む⑥ 「宗教2世」の悲劇は日常的に
「宗教2世」の悲劇は日常的に 碓井 真史 新潟青陵大学大学院教授/心理学者 一つの不幸は次の不幸を生む。一人の主婦が破壊的カルト団体に入信し、すべての財産を失い、借金をし、自己破産する。「宗教2世」で…
【連載】世の目人の目聖書の目-世相を読む② “共感疲労”から心を守る 碓井 真史
情報と上手に付き合い、平和を祈る力に 碓井 真史(新潟青陵大学大学院教授/心理学者) 新聞の一面トップは、今日も戦争の話題だ。堅い報道番組から軟らかいワイドショーまで、朝も昼も夜も、おびただしい量の…